2005-01-01から1年間の記事一覧

日原線3号

(11月13日の続き) せっかくの好天。バイクを走らせ小河内ダムの下へ行く。ダム下でハイカーがのんびり日向ぼっこをしていた。日差しの中の多摩送電線1号鉄塔。日差しを浴びてもこげ茶の衣装は目立たない。あいかわらず地味なやつだ。 奥多摩の駅で水を補給…

海沢の義兄弟

暗いうちに起きだし朝食を採って出かける。海沢まで川を下る。今日は氷川発電所近くの鉄塔に登る予定だ。 海沢に出ると朝霧が切れ始めた。対岸の斜面を見ると日原線の鉄塔が紅葉と朝霧をまとい、朝日を浴びて立っている。とてもすがすがしい朝だ。 東京電力…

川井の多摩川大橋

先週に引き続き奥多摩へ入る。買い出しならなんやらで家を出たのは11時過ぎ、川井に3時くらいになった。川井の多摩川大橋で止まる。ここは鉄塔の交差点――つい最近分かったことだが――もう自動的に止まる。 山の上から降りてくるJR古里線。横切る新秩父線。新…

出発の鉄塔

(2005年11月6日の続き) 一旦バイクまで戻り「むかしみち」の最終の地点まで進む。「むかしみち」は左岸の山へと登っていく。その尾根を送電線は越える。 このまま進めばダムの直下。そこに1号と発電所があるに違いない。でもその前に尾根の上の鉄塔に会い…

奥多摩むかしみち

暗いうちに起床。テントは夜露でびっしょり。お茶を沸かしていると不気味な朝焼け。天気が心配だ。 出掛けに風景を楽しむ。対岸を奥多摩線が谷の出口へ向かって山を越す。手前直下に立つのは多摩川送電線の16号だろう。周囲の樹木が伐採されていて高原ムード…

鉄塔の下でお休みなさい

土曜は晴れ、日曜は下り坂らしい。土曜の未明に出発と決めたが、昨日の夕方メールが舞い込んだ。「週末に処理をして欲しい」。やれやれだ。あらかた片づけ終わったら朝の3時。出発する予定の時間だ。ままよと寝る。 それでも昼過ぎ出発。今回は秘密兵器のテ…

奥多摩線とJR古里線

ん。jamittさんのページに「66KV奥多摩線です」とコメントが。やはりJR古里線はかつて奥多摩線と呼ばれていたようだ。 ネットで検索するとJJ1LBDさんの『山と無線を楽しむ奥多摩』の中にも記述があった。 6.長沢背稜から県界尾根(その4) http://homepage…

使われない腕金

JR古里変電所脇の空き地に立つ最終鉄塔の39号。使われていない腕金が2本ある。2回線でやって来て2回線ともまっすぐにJR古里変電所に降ろしているのだから、この腕金の用途が分からない。 JR変電所手前の何もない敷地、使われていない腕金を使えば手前の敷地…

山上の霊園

(2005年10月30日の日記の続きの続き) 白丸ダムを後に上流へと辿る。 この辺りに来ると谷は深くなり山は高くなる。道筋からは送電線の確認が難しい。 送電線を眺めようと白丸の集落をジグザグ上へ上へと登る。向かいに遠く奥多摩線の鉄塔が2本遠く見える。…

空中のハイウェイ

(2005年10月30日の日記の続き) 街道へ戻る。さあ奥へ進もう。35号から別れた送電線は対岸へ渡り、谷の奥へ、山の上へと入っていく。 対岸に3本鉄塔が見える。双眼鏡で確認すると手前の鉄塔は11号、次は10号ということは一番奥に見えるのは9号か。さて線名…

大丹波の大王・古里の足長おばさん

奥多摩鉄塔探索の3回目に出かける。未明に出発。明け方青梅に到着。朝早くから開店の駅前マックで一服する。 川井の多摩川大橋まで来ると低い雲が切れ始める。頭上の新秩父線の鉄塔が雲の上に顔を出す。この鉄塔は御岳の先から白丸辺りまで、広い範囲でとて…

背高泡立草と鉄塔

環七に面して花畑変電所という素敵な変電所がある。この変電所から北に延びる路線は4つ、足立線、花葛線、潮止線、花畑線。きれいな名前が多い。 このうち花畑線と潮止線はほぼ並行して北に進む。だから2路線を交互に楽しみながら辿ることができる。 花畑変…

鉄塔の上にはPart2

もう秋も深まっているのに雨ばかり。秋の空はどこへやら。 でも今日は晴れた。何はさて置いて出かける。秋の澄んだ日差しの中、神田川を歩く。北堀線の鉄塔も一緒に歩く。 夕暮れ、そろそろお別れ。公園の脇に置いたバイクに戻る途中、空を見上げる。鉄塔の…

大きな土台

先日行った奥多摩の鉄塔。街道から少し上がったところ。周囲は傾斜地を利用した畑。 傾斜地の場合は4本足の高さがそれぞれ異なっていることが多いが、ここではとても大きなT字型の基礎をうって3本の高さを同じにしていた。 とても頑丈そうだ。

入れない庭園

良く手入れされた芝生、レンガで区画された通路(?)、敷き詰められた玉砂利、きれいに刈り込まれた植木。 鉄塔の下がこんなきれいな庭園仕立てになっているものを見かける。世田谷とか杉並の住宅街の中に立つ鉄塔に多いようだ。 回りはフェンスで囲まれて…

霊園

訳あってお墓を買うことになった。東京の西側、多摩ニュータウンから川崎の奥地にかけて1日霊園めぐり。 6箇所を巡ったがほとんどが送電線の下や付近にあった。 送電線も霊園も住宅街からは敬遠されるから奥まった丘の上に集まる。おまけに送電線が通ってい…

北堀線の片寄り鉄塔

休日というと雨だ。今日も朝から小雨模様。夜、世田谷の実家に用があり出かけた。雨もおさまってきたので少し早く出て北堀線に立ち寄る。 和田堀変電所近くで、腕金が5本に見える引留鉄塔や重々しい重角度鉄塔など個性的な鉄塔を楽しむ。そこから北堀線はし…

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ドナウ鉄塔 三角鉄塔 環境美化鉄塔 を追加しました。

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配電変電所を追加しました。

10月15日の日記「奥多摩の鉄塔達 4〜5」を書きました。

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「併架」を送電鉄塔用語集に追加しました。

JR東日本 古里変電所

(10月15日の日記の続き) 山を降りる。多摩川第三発電所横の駐車場で1号鉄塔を眺めながら遅い昼飯。通りすぎる人たちは何でこんなところでという顔をしている。ちょっと下れば河原に出るのに! 1号鉄塔を眺めながらの食事、こんな贅沢はないのだが、まあ聞…

巨大な鉄塔、豆粒の鉄塔

天気予報は今日は雨、明日は少し回復するという。でも今日が晴れと勘がささやく。朝早く目覚めたこともあり「奥多摩送電線巡り」の2回目に出る。(1回目は10月1日の日記) 前回は多摩川第三発電所から延びる多摩川第三線を5号鉄塔途中まで確認。今回は多摩川…

10月10日の日記「矢切の雨中散歩」を書きました。

今日は晴れ

秋の長雨が去って今日は晴れ。江戸川の土手にも人々が戻ってきた。空気も澄んでいて気持ちが良い。 京成江戸川駅と北総開発鉄道新柴又の間の土手を散歩。江戸川下流で一番好きなところだ。対岸は緑深い国府台の台地。対岸の奥には矢切の鉄塔群が並んで進んで…

矢切の雨中散歩

秋の長雨。ぐずぐずとテレビを見ていたら星座占いをやっていた。今日の私のラッキー方位は北東なのだそうだ。地図を広げると矢切の地名。今日は矢切の雨中散歩に決めた。 松戸市矢切。『野菊の墓』や「矢切の渡し」で有名な地。渡しで結ぶ対岸はこれまたトラ…

2本足鉄塔

少し前に「2本足に見える鉄塔」を紹介したが今回は正真正銘の「2本足鉄塔」。 淀橋線*の3号鉄塔は大きなマンションの駐車場に立っている美化鉄塔。主柱が2本の太い鋼管だ。見た感じ厚さがとても薄い板のような印象だ。頂上に付いている架空地線用の腕金のデ…

やぐら鉄塔

ちょっと寄り道が多かったがいよいよ目的地。実は今日の目的地は発電所なのだ。東京の中心からもっとも近い水力発電所が御岳にある。 送電線はどこから来るのか。送電線を辿れば大抵は変電所に行き着く。そして辿り着いた変電所の先にまた送電線は続いている…

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(2005年10月1日の日記の続きの続き)

白い巨人

東京電力の青梅線(以下「青梅線」と書く)を後に奥へと進む。この先は梅林で有名なところだ。街道を逸れて裏道を進む。春先は観光客で賑わう観梅通りも今は人影もない。なぜ裏道を通っているかと言えば、先程から山の上を通っている鉄塔が気になるからだ。 …