2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

空中のハイウェイ

(2005年10月30日の日記の続き) 街道へ戻る。さあ奥へ進もう。35号から別れた送電線は対岸へ渡り、谷の奥へ、山の上へと入っていく。 対岸に3本鉄塔が見える。双眼鏡で確認すると手前の鉄塔は11号、次は10号ということは一番奥に見えるのは9号か。さて線名…

大丹波の大王・古里の足長おばさん

奥多摩鉄塔探索の3回目に出かける。未明に出発。明け方青梅に到着。朝早くから開店の駅前マックで一服する。 川井の多摩川大橋まで来ると低い雲が切れ始める。頭上の新秩父線の鉄塔が雲の上に顔を出す。この鉄塔は御岳の先から白丸辺りまで、広い範囲でとて…

背高泡立草と鉄塔

環七に面して花畑変電所という素敵な変電所がある。この変電所から北に延びる路線は4つ、足立線、花葛線、潮止線、花畑線。きれいな名前が多い。 このうち花畑線と潮止線はほぼ並行して北に進む。だから2路線を交互に楽しみながら辿ることができる。 花畑変…

鉄塔の上にはPart2

もう秋も深まっているのに雨ばかり。秋の空はどこへやら。 でも今日は晴れた。何はさて置いて出かける。秋の澄んだ日差しの中、神田川を歩く。北堀線の鉄塔も一緒に歩く。 夕暮れ、そろそろお別れ。公園の脇に置いたバイクに戻る途中、空を見上げる。鉄塔の…

大きな土台

先日行った奥多摩の鉄塔。街道から少し上がったところ。周囲は傾斜地を利用した畑。 傾斜地の場合は4本足の高さがそれぞれ異なっていることが多いが、ここではとても大きなT字型の基礎をうって3本の高さを同じにしていた。 とても頑丈そうだ。

入れない庭園

良く手入れされた芝生、レンガで区画された通路(?)、敷き詰められた玉砂利、きれいに刈り込まれた植木。 鉄塔の下がこんなきれいな庭園仕立てになっているものを見かける。世田谷とか杉並の住宅街の中に立つ鉄塔に多いようだ。 回りはフェンスで囲まれて…

霊園

訳あってお墓を買うことになった。東京の西側、多摩ニュータウンから川崎の奥地にかけて1日霊園めぐり。 6箇所を巡ったがほとんどが送電線の下や付近にあった。 送電線も霊園も住宅街からは敬遠されるから奥まった丘の上に集まる。おまけに送電線が通ってい…

北堀線の片寄り鉄塔

休日というと雨だ。今日も朝から小雨模様。夜、世田谷の実家に用があり出かけた。雨もおさまってきたので少し早く出て北堀線に立ち寄る。 和田堀変電所近くで、腕金が5本に見える引留鉄塔や重々しい重角度鉄塔など個性的な鉄塔を楽しむ。そこから北堀線はし…

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ドナウ鉄塔 三角鉄塔 環境美化鉄塔 を追加しました。

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配電変電所を追加しました。

10月15日の日記「奥多摩の鉄塔達 4〜5」を書きました。

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「併架」を送電鉄塔用語集に追加しました。

JR東日本 古里変電所

(10月15日の日記の続き) 山を降りる。多摩川第三発電所横の駐車場で1号鉄塔を眺めながら遅い昼飯。通りすぎる人たちは何でこんなところでという顔をしている。ちょっと下れば河原に出るのに! 1号鉄塔を眺めながらの食事、こんな贅沢はないのだが、まあ聞…

巨大な鉄塔、豆粒の鉄塔

天気予報は今日は雨、明日は少し回復するという。でも今日が晴れと勘がささやく。朝早く目覚めたこともあり「奥多摩送電線巡り」の2回目に出る。(1回目は10月1日の日記) 前回は多摩川第三発電所から延びる多摩川第三線を5号鉄塔途中まで確認。今回は多摩川…

10月10日の日記「矢切の雨中散歩」を書きました。

今日は晴れ

秋の長雨が去って今日は晴れ。江戸川の土手にも人々が戻ってきた。空気も澄んでいて気持ちが良い。 京成江戸川駅と北総開発鉄道新柴又の間の土手を散歩。江戸川下流で一番好きなところだ。対岸は緑深い国府台の台地。対岸の奥には矢切の鉄塔群が並んで進んで…

矢切の雨中散歩

秋の長雨。ぐずぐずとテレビを見ていたら星座占いをやっていた。今日の私のラッキー方位は北東なのだそうだ。地図を広げると矢切の地名。今日は矢切の雨中散歩に決めた。 松戸市矢切。『野菊の墓』や「矢切の渡し」で有名な地。渡しで結ぶ対岸はこれまたトラ…

2本足鉄塔

少し前に「2本足に見える鉄塔」を紹介したが今回は正真正銘の「2本足鉄塔」。 淀橋線*の3号鉄塔は大きなマンションの駐車場に立っている美化鉄塔。主柱が2本の太い鋼管だ。見た感じ厚さがとても薄い板のような印象だ。頂上に付いている架空地線用の腕金のデ…

やぐら鉄塔

ちょっと寄り道が多かったがいよいよ目的地。実は今日の目的地は発電所なのだ。東京の中心からもっとも近い水力発電所が御岳にある。 送電線はどこから来るのか。送電線を辿れば大抵は変電所に行き着く。そして辿り着いた変電所の先にまた送電線は続いている…

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(2005年10月1日の日記の続きの続き)

白い巨人

東京電力の青梅線(以下「青梅線」と書く)を後に奥へと進む。この先は梅林で有名なところだ。街道を逸れて裏道を進む。春先は観光客で賑わう観梅通りも今は人影もない。なぜ裏道を通っているかと言えば、先程から山の上を通っている鉄塔が気になるからだ。 …

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(2005年10月1日の続き)

長い腕の青梅線

行楽の秋だ。ミーハーの私としては行楽地へ行きたくなった。そこで手頃な奥多摩へ出かけることにした。まだ紅葉には少し早いが別の目的もある。 都心を抜け中央高速に入る。高井戸のトンネルを抜けるとすぐ左手に鉄塔の林――千歳変電所だ。北堀線、和田堀線の…