2006-01-01から1年間の記事一覧

過去日記

6月17日の日記の続きです。 丘から丘へと 平行四辺形の腕金 話し声

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6月17日の日記の続きを書きました。国道の脇に アポロンの帽子

過去日記

過去日記を書きました。 2006-06-17 古い鉄塔と新しい鉄塔 2006-06-15 高砂の朝食

過去日記

以下の日記追加しました。 都内の変電所の話ばかりでたいくつかと思いますがよろしければお目汚しに。 6/13 鉄塔レストランの窓辺から 6/14 電燈堀

もう年末ですね

突然長らく休止していました。 どうもいろいろ立て込んで、すみませんでした。 みなさまの励ましのおかげでまた再開しました。これからもよろしくお願いいたします。 blogは休んでいたものの鉄塔はちゃんと回っていました。まずは半年前、6月の記録を書き足…

べか舟がくぐった鉄塔

(8月18日の日記です) 江東線の事故も無事復旧した。今日は江東線の浦安から葛南変電所までの区間に出かけた。 「ここは元々水田の中を通る水路だったんだ」。今回の復旧作業を見守る地元の人が教えてくれた。江東線が出来た当時から住んでいるのだそうだ。…

古き鉄塔の住む街

昨年の今日、帰郷した息子を羽田に送って行った。その帰り道、羽田から近い雑色(ぞうしき)の駅に降り立った。ここには安方(やすかた)線という送電線がある。 雑色は商店街が生きている街だ。駅からまっすぐに商店街が延びる。道幅は5mを越えるかどうか。…

夏の終り

8月も終り… 今年の夏はついに鉄塔を回らずじまいだった。 夏と送電線、似合いのカップルだ。太陽のパワーと送電線のパワーが最大出力で斬り結ぶ。スパーク!! そんな夏なのに仕事場に籠もっているか、野暮用で走り回っているか…。 夏が終わってしまうこと、と…

撤収 東京大停電8

(8月16日の日記の続きの続き) 食事を終えて9時過ぎに現場へ戻る。そろそろ終わりそうですかと聞くと最後の調整をしているところだとのこと。作業は順調に進んでいるようだ。 この3日間、朝は7時集合で初日は午前1時、2日目は11時、今日は10時まで作業。寝…

江東線という送電路 東京大停電7

(8月16日の日記の続き) 今日で終わりそうですかと聞くと10時頃までには終わりそうだという。日も暮れたので食事に行くことにした。 東京は50万ボルトの環状線――電気の輪で取り囲まれている。発電所からの送電はすべてこの環状線に入り、そこで電圧を27万5…

数センチ単位の補修作業 東京大停電6

今日で復旧工事は終りの予定だ。夕方江東線へ向う。 下流側の一番下の送電線で作業が進んでいた。幸い台風は逸れたようだ。夕日に作業員の姿がシルエットを作る。 補修の方法について詳しく現場の方に伺った。 まず送電線の補修箇所の左右を別のケーブルでし…

台風接近 東京大停電5

作業は川下側回線の中段部分に移っていた。空中に5人の作業員。台風接近の黒い雲の下、作業は続いている。 川下側の下段はまだ補修作業にかかっていない。この回線が一番損傷が大きいように見える。 暗くなってから再度現場へ行く。まだ作業は続いていた。小…

送電線パトロール艇 東京大停電4:

下を見ると小さな白い船が一艘。船の横に「送電線パトロール艇」と書かれテプコ・マークがついている。河川横断の送電路は多いし、川の中に鉄塔が建っている場合もある。なるほどこんな専用の船があったんだ。船の名前は「電設号V」。(と読めばいいのかな?)

きれいな包帯 東京大停電3

昼過ぎに事故現場へ行く。今日も作業は続いていた。 昨晩作業をしていた川上側の送電線を見る。どこが損傷したのか一見分からない。双眼鏡で眺める。外側のアルミ線が切断さればらけていた箇所は、スリーブのようなものが巻かれ、とてもきれいに仕上げられて…

夜の宙乗り 東京大停電その2

午前中、事故現場を見てから仕事の打ち合わせに向う。前回の打ち合わせを急用で変更してもらっていたので今回は行かざるえない。 仕事が終わってまた現場に戻ったのはとっぷり日が暮れてから。対岸に投光機が灯され真っ暗な空の中に作業員の姿があった。肉眼…

東京大停電

今朝の停電驚きましたね。昨晩は少々遅くなったので朝8時過ぎに起きました。テレビを付けたら東京大停電。 我家はすでに電気は来ていましたが、電気製品の状態から見て寝ている間に停電は起きていたようです。 テレビを見ていたら「旧江戸川を渡る送電線にク…

話し声

(月日の日記の続きの続きの続きの続きの続き) もう日暮れも近い。東名高速を越えて先を急ぐ。変電所も近く川世線と千南線の分岐鉄塔が夕暮れの空に見えてきた。ここで上段の川世線は右へ、下段の千南線は左へ分かれ南武変電所の鉄塔へとつながる。 南武変…

平行四辺形の腕金

(6月17日の日記の続きの続きの続きの続き) ここで丘を降り街中へと進む。変電所ももうすぐだろう。 少し進むと下2回線(千南線)だけの鉄塔が現れた。千南線特3-1号。地中線にケーブルを下ろしている。平行四辺形の腕金がとてもユニーク。 (続く)

丘から丘へと

(6月17日の日記の続きの続きの続き) 丘から丘へと川世線は飛び移る。 次の丘の中腹の駐車場の中に12号。また1本飛ばし。丘の頂上付近に1本、そしてその次はマンション先の畑の中に立っていた。丘の上の道はここで行き止まり。柵があって鉄塔へ近づけない。…

アポロンの帽子

(6月17日の日記の続きの続き) 246を越えた川世線は丘の頂上へと向かう。丘の頂上に14号が立つ。高さは74m。 どうやら15号はないようだ。立替で1本少なくなったのだろう。 かつて一歩一歩小刻みに越えていった丘の上。真新しい赤白塗装がひとり空を突いてい…

国道の脇に

(6月17日の日記の続き) スカートを広げている16号鉄塔は一見分岐鉄塔に見える。2回線の電線が別れて行く。しかし近づくと実際には線がつながっていないことが分かる。おまけに碍子は腕金ではなく塔体に直接取り付けられている。何なんだろう。 別れた線は2…

古い鉄塔と新しい鉄塔

しばらく時間が経ってしまったがまた川世線に来た。今日は国道246号から南武変電所の区間を歩くつもりだ。 梅雨の晴れ間、少し暑いくらいだ。 国道246号線脇の斜面に立つ16号はとても印象的な姿をしている。ぐんと足を広げた高い鉄塔。スカートを広げた女性…

高砂の朝食

朝、京成線の高砂まで行く。 高砂線1号を探すための朝飯だ。 高砂駅のそば。クリーム色に塗られた鋼管鉄塔=花総線30号。イトーヨーカ堂とマンションの谷間に送電線を通す。 マンションもヨーカ堂も背が高い。56メートルの鉄塔もふたつの建物の間に送電線を…

電燈堀

今日も打ち合わせ後大回りの寄り道。南千住の駅そば、隅田川駅の周辺開発で出来たきれいなショッピングセンターで昼食。 隅田川駅は23区内に残された最後の大きな貨物駅。古く味のある施設が眺められるとても素敵な場所だ。 近くに変電所マークがある。南千…

鉄塔レストランの窓辺から

昼過ぎに鉄塔レストランに行く。 ぼんやり外を眺めていたら、するすると人が登っていく。 架空地線の点検なのだろうか鉄塔の頂上まで行き、何やら作業をしてまたするすると下って行った。

雨の駒沢線

しとしと雨の中、駒沢線を代田の丘から代田橋まで歩く。 この辺りの駒沢線は小田急を越えた64号から環七脇の70号までは美化鉄柱に建て替えられている。でもそれ以外は原型の鉄塔が残る。 くすんだ地味な鉄塔が静かに雨に浮かんでいる。

神田川という名の鉄塔

淀橋変電所はいつか行かなければと思いつつ、つい行きそびれていた。 今日は夕方に世田谷に用があったのでちょうど良いと淀橋変電所へ向かう。 新宿は古い時代から知っている。淀橋上水場だって見たことがある。だから淀橋変電所はすぐに見つかると高をくく…

上野から隅田川

仕事で都心にでる度に帰り道はいそいそと秘密めかして回り道。都内の変電所めぐり。 50万ボルトの新豊洲変電所ができる前は都心の変電所の最大電圧は27万5千ボルト。 都心の電力を支える拠点というべき27万5千ボルト地下変電所。10にも満たない拠点のひとつ…

夕方の散歩

夕方、近所の鉄塔、篠崎線を散歩する。今日は瑞江駅周辺、最終鉄塔の立つ篠崎変電所から歩き始めた。 この送電路、近所の鉄塔の中で一番ホッとする路線なのだ。 発電所で生まれた電気は高電圧で巨大な鉄塔を連ね東京の外周までやってくる。そこから電圧を下…

東伊豆線 初見

伊豆にある親戚の山荘の芝刈りを手伝いに来た。合間を縫って東伊豆線を見た。地図で見ると伊豆半島の東海岸沿いに南北に走っている。距離も相当ありそうだ。 伊豆高原から山のほうに入り大室山と天城の山あいに池という集落がある。この谷筋では最後の集落、…