2006-06-18 国道の脇に (6月17日の日記の続き) スカートを広げている16号鉄塔は一見分岐鉄塔に見える。2回線の電線が別れて行く。しかし近づくと実際には線がつながっていないことが分かる。おまけに碍子は腕金ではなく塔体に直接取り付けられている。何なんだろう。 別れた線は246を越え小さな鉄塔へとつながる。向ヶ丘線10号。昭和38年23mと書かれた鉄塔は錆だらけ。国道沿いの一角だけ残った畑の中、取り残されたように立っている。もう使われていないのだろうか。 見知らぬ送電線は見知らぬ丘を越えて消えていく。 (続く)