2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

奥工氷川線の逆落とし

(11月20日の続きの続き) 旧道を戻ると昼。道の際で食事を作って食べる。前回行き着かなかった日原線の4号5号へも登る予定だったが時間がない。これはまた次の機会にしよう。 氷川へ戻り西日に輝く鉄塔を撮る。日原線は海沢の発電所から奥多摩駅を見下ろす…

17号の遺跡

(11月20日の続き) 旧道が尽きる手前。谷際にコンクリート製の階段が下りている。階段を下ると不思議な場所に出る。 不思議な場所。片隅に17号鉄塔が立って、谷の向こうの最終鉄塔へと最後の送電線を繰り出している。 さほど広くはない、でも鉄塔が1本立つ…

古い日原道

朝。寝過ごしてしまった。もう明るい。あせって外へ出るとテントの周りは真っ白。霜だ。冬が来た。 朝飯は抜き。暖かい紅茶だけで出発。昨日、谷底から見た鉄塔の足元へ向かう。 現在の日原街道の対岸に一本の道が残っている。地元の人に道の様子を確認した…

東京最奥の鉄塔

朝早く出る。睡眠は2、3時間しか取れなかったが今日はテント泊まり。夜はじっくり眠れるだろう。 いつもどおり川井で停車。写真を撮る。赤や黄色の衣装でめかし込んだJR古里線34号を朝日が照らしている。河原まで日が当たるのを待って写真を撮る。暖かいコー…

夕暮れの日原

時計を見るともう3時過ぎ。もう少しで小さなピークがあり、そこに2本の鉄塔が、そしてその先にもう1本鉄塔が待っているはずだ。日原線の4、5、6号だろう。多分4号まで行っても帰ってこれそうだ。でも3時半には里へ戻ると決めておいた。残念だがまた今度にし…

日原線3号

(11月13日の続き) せっかくの好天。バイクを走らせ小河内ダムの下へ行く。ダム下でハイカーがのんびり日向ぼっこをしていた。日差しの中の多摩送電線1号鉄塔。日差しを浴びてもこげ茶の衣装は目立たない。あいかわらず地味なやつだ。 奥多摩の駅で水を補給…

海沢の義兄弟

暗いうちに起きだし朝食を採って出かける。海沢まで川を下る。今日は氷川発電所近くの鉄塔に登る予定だ。 海沢に出ると朝霧が切れ始めた。対岸の斜面を見ると日原線の鉄塔が紅葉と朝霧をまとい、朝日を浴びて立っている。とてもすがすがしい朝だ。 東京電力…

川井の多摩川大橋

先週に引き続き奥多摩へ入る。買い出しならなんやらで家を出たのは11時過ぎ、川井に3時くらいになった。川井の多摩川大橋で止まる。ここは鉄塔の交差点――つい最近分かったことだが――もう自動的に止まる。 山の上から降りてくるJR古里線。横切る新秩父線。新…

出発の鉄塔

(2005年11月6日の続き) 一旦バイクまで戻り「むかしみち」の最終の地点まで進む。「むかしみち」は左岸の山へと登っていく。その尾根を送電線は越える。 このまま進めばダムの直下。そこに1号と発電所があるに違いない。でもその前に尾根の上の鉄塔に会い…

奥多摩むかしみち

暗いうちに起床。テントは夜露でびっしょり。お茶を沸かしていると不気味な朝焼け。天気が心配だ。 出掛けに風景を楽しむ。対岸を奥多摩線が谷の出口へ向かって山を越す。手前直下に立つのは多摩川送電線の16号だろう。周囲の樹木が伐採されていて高原ムード…

鉄塔の下でお休みなさい

土曜は晴れ、日曜は下り坂らしい。土曜の未明に出発と決めたが、昨日の夕方メールが舞い込んだ。「週末に処理をして欲しい」。やれやれだ。あらかた片づけ終わったら朝の3時。出発する予定の時間だ。ままよと寝る。 それでも昼過ぎ出発。今回は秘密兵器のテ…

奥多摩線とJR古里線

ん。jamittさんのページに「66KV奥多摩線です」とコメントが。やはりJR古里線はかつて奥多摩線と呼ばれていたようだ。 ネットで検索するとJJ1LBDさんの『山と無線を楽しむ奥多摩』の中にも記述があった。 6.長沢背稜から県界尾根(その4) http://homepage…

使われない腕金

JR古里変電所脇の空き地に立つ最終鉄塔の39号。使われていない腕金が2本ある。2回線でやって来て2回線ともまっすぐにJR古里変電所に降ろしているのだから、この腕金の用途が分からない。 JR変電所手前の何もない敷地、使われていない腕金を使えば手前の敷地…

山上の霊園

(2005年10月30日の日記の続きの続き) 白丸ダムを後に上流へと辿る。 この辺りに来ると谷は深くなり山は高くなる。道筋からは送電線の確認が難しい。 送電線を眺めようと白丸の集落をジグザグ上へ上へと登る。向かいに遠く奥多摩線の鉄塔が2本遠く見える。…