話し声

川世線2号

月日の日記続き続き続き続きの続き)


 もう日暮れも近い。東名高速を越えて先を急ぐ。変電所も近く川世線と千南線の分岐鉄塔が夕暮れの空に見えてきた。ここで上段の川世線は右へ、下段の千南線は左へ分かれ南武変電所の鉄塔へとつながる。


 南武変電所は何度来ても魅力的な変電所だ。長い鉄構が2列。1列は154KV、もうひとつは66KV。
 鉄構に山のように碍子が並び、夥しいケーブルが規則的に張り巡らされる。
 耳を澄ますとブーンという低い音とパリパリという高い音、電気たちの話し声が聞こえた。


 今日の銭湯は「千年温泉」。都南線の近くだ。