2010-01-01から1年間の記事一覧

電らん管専用橋

淀橋とその隣の電らん管専用橋 電らん管専用橋を上流から見る 淀橋変電所の付近を通る機会があったので少し寄り道をした。 青梅街道が神田川を渡る橋は淀橋という。この橋が地名の「淀橋」の発祥だ。淀橋変電所は橋から100メートルほど上流にある。 その淀橋…

残された丘の上

雨はしとしとと降り続く。22号も丘の上。小さな谷を挟んでいるので眺望が効く。でも雨で景色は白く濁っている。並行して進む鉄塔たちが見える。位置からして港北線だろうか。 22号からの風景 私が子供の頃はこの辺りはまったく開発されていなかった。弘法の…

2回屈曲鉄塔

柿生線は東南東に向かって線を延ばしていく。主柱が2回屈曲した鉄塔。足を十分に広げながら、しなやかなに背を伸ばす。好きなタイプの鉄塔だ。 21号は公園に立っていた。フェンス付きながらようやく根元まで行けた。昭和36年11月製で59メートルの高さがある。…

アイデア商品

次の20号は周囲がすべて擁壁で囲まれた高台に立っていた。 かつては丘の頂上だったところが頂上だけ削られずに残ったのだろう。いったいどこから入るのかなぁと一周する。 おやこれはハシゴだ。擁壁に取り付けられた折りたたみハシゴ。広げて使用するに違い…

折り返し鉄塔

柿生線19号 すぐに次の鉄塔が見えてきた。分岐鉄塔なのか、複雑な線の取り回しをする鉄塔だ。 北から1路線送電線がやってくる。ここで柿生線と合流するようだが、どうなっているんだ、複雑すぎる。小高い丘の頂上の一帯がフェンスで囲まれ3本の鉄塔が立って…

知らぬ街知らぬ鉄塔

柿生線18号から百合ヶ丘線1号鉄構へそして変電所へ。百合ヶ丘変電所は建物から直接ブッシュが突き出すタイプ。このタイプ好きだ。 久しぶりの鉄塔巡り、2月は結局1回しか出かけれなかった。3月に入って仕事もようやく一段落ようやく出かけられた。ところが雨…

酷道291号

記憶では一の倉沢の出会いまで自動車道が通っているはず。通行止めとしても徒歩なら先に行けるのではと道を進む。登山指導センタの先で雪の壁にぶつかる。よじ登って自動車道と思われるところを進む。 林が切れているので自動車道があることは分かるが、それ…

上長崎‐桃野線

さて本題に戻る。寄り道ばかりしていたので時間がない。まずはロープウェイ駅の裏に立つ鉄塔の根元に行く。ひとつ前の鉄塔は矩形鉄塔だがここだけ通常の四角鉄塔になる。1回線を三角配列で支持している。 上長崎‐桃野線(JR)A63号 上長崎‐桃野線A63 S14.11…

上越国境

ここで少し解説をしておこう。 国道291号というのは国道ファンなら誰でも知っている有名な点線国道。つまり自動車が通れない国道の一つなのである(新潟側は徒歩の道も廃道となっているらしい)。 越後と上州を結ぶ道としてはもっとも距離の短いのが清水峠越…

何と個性的な鉄塔だ

車に戻る途中で大穴スキー場の上にJR線と思われる鉄塔を発見する。 一見、烏帽子鉄塔のように見えるが、よく見ると矩形鉄塔の形をしている。ただ帽子は山側に一つだけ。水平配列1回線のとても個性的な風貌だ。 JRの送電線は2回線なのだがこの清水越え区間は1…

清水トンネルの影の立役者

大穴のスキー場の向かいの駐車場のようなところに清水南線55号が立っている。低いレトロな姿に思わず車を降りる。オフセット付きの腕金。碍子は若番側は2連の耐張。老番側は1連。 1連? おやその先には建物が、どうやら清水南線の最後の鉄塔のようだ。建物は…

雪を求めて

仕事は相変わらず忙しい。鉄塔は回ってはいられないのだが、雪のシーズンには雪を見なければならない。雪のあるところに行くのだ。 関越を北へ水上インターを目指す。お目当ては清水峠を越えるJR送電線だ。途中、赤城サービスエリアからJRと思われる鉄塔が…

駒沢線52号の建てかえ工事

ぶらりと散歩をしていたら駒沢線の52号が建てかえ中だった。 駒沢線52号の建てかえ工事 左が仮鉄塔、右が旧鉄塔。現在は仮鉄塔への線の移設の最中のようだ。碍子はまだ取り付けられていない。 駒沢線は銅線を使っている珍しい送電路。だから古い送電線は緑色…

勢揃い

左から片山線16、15、14号 武蔵野線17号 もう薄暗くなってから北側に回る。武蔵野線、片山線、朝霞線、そしてたどってきた北多摩線の最終鉄塔がある。 以前は片山線の前には建物があり根元までの写真を撮るのは困難だったが、今日はラッキーなことに建物が取…

久留米線の建て替え

変電所をぐるり時計回りで巡回する。面白い引き下ろし方をする吉武線1号鉄塔。鳥のくちばしのような久留米線1号。向こうに見えるは久留米線2号。 おや2号が何かきれいだ。足元まで近寄ると久留米線2号鉄塔は建て替えられていた。 どうやら道路が出来るので位…

地味な鉄塔

吉武線2号 後ろに見えるのは吉武線1号、武蔵野線17号、片山線14号 武蔵野変電所の東側では124号があまりに目立つ。変電所の中には個性豊かな引き下ろし鉄塔がたくさんだ。だから、地味な吉武線2号鉄塔は誰も注目してくれない。 何とも地味。上部まで太いデブ…

鉄塔広場

蔵型変電所を過ぎれば123号。ここで北多摩線は進路を西に曲げてもう武蔵野変電所。その手前にたつ124号はとてつもなくかっこいい鉄塔なのだ。 芝の大きな広場の真ん中で高くそびえる主人公。今日の124号は西日を浴びて何時にも増してとてもシャープな印象だ。

蔵型変電所

西大泉変電所 吉武線8-1号 北多摩線119号 前回に続いて北多摩線を廻る。武蔵野変電所まであと少し、今日は遅くなって出てきた。今日もとても良い天気。保谷まで電車で来た。 保谷駅の北側118からスタートする。一つ前の北多摩線鉄塔は116号、117号は欠番のよ…

戸田線再会

戸田線(JR)35号 同 結界写真 今日のお目当てはJR送電線の戸田線と会えること。大きな北多摩線の下をくぐる、小さな三角帽子鉄塔。高さは20メートル台だろう。小さいです。小さいだけではなく、ずんぐりもっくりとしていてとてもかわいいのだ。この35号は珍…

緑の絨毯!

北多摩線76号の下は緑絨毯だけではなく、レンガで花壇をこしらえたりしている 高木線44の結界は緑色に塗られたコンクリート 50センチに満たないほどのお立ち台の上に立つ北多摩線111号。フェンスに囲まれた結界の中は人工芝なのだろうか、緑色の絨毯が敷き詰…

訳あり?108号

北多摩線108号 新青梅街道を越え南泉変電所手前まで来た。 前方にとても太い鋼材を使ったイレギュラーな鉄塔108号が現れる。 鋼管製の片寄り鉄塔。敷地がとても狭いから高さはないのに細長くのっぽに見える。根元に近づくと鋼管のゴツさに驚く。 もっと不思…

初鉄塔

北多摩線105号 冬場はとても忙しい。鉄塔に行きたいがあきらめなのだ。それでも何とか隙間を作って今日は初鉄塔。 遠出はできない。それで北多摩線にやってきた。今日はとてもいい天気。西武新宿線の武蔵関まで電車で行き105号からスタートした。今日は西武…

鉄塔輪飾り

今年の鉄塔輪飾りです。 手本は安曇幹線1号線80号。和田峠手前の谷に立つ烏帽子鉄塔。今頃は雪の中でしょうね。

あけましておめでとうございます

千南線 特8号 昨年の後半の報告がまだ終わらぬうちに年が明けてしまいました。とりあえず駆け足で報告、そして今年の予定を書きます。 安曇幹線の旅は晩秋に新秩父開閉所まで到達。これからは安曇幹線1号線を追うことになります。 休止中の‘号線なし’の「安…