蔵型変電所

西大泉変電所 吉武線8-1号
西大泉変電所 吉武線8-1号 北多摩線119号


 前回に続いて北多摩線を廻る。武蔵野変電所まであと少し、今日は遅くなって出てきた。今日もとても良い天気。保谷まで電車で来た。
 保谷駅の北側118からスタートする。一つ前の北多摩線鉄塔は116号、117号は欠番のようだ。
 すぐに吉武線8-1の姿が見えてきた。ここはとても面白いところだ。狭い道を挟んで北多摩線の119号と吉武線の8-1号が立つ、そして小さな西大泉変電所もある。
 北多摩線の119号はV吊りの北多摩線らしい男っぽい鉄塔、対して吉武線8-1は背の低い燭台型の美化鉄柱だ。そのコントラストも面白いが、その下の公園にある蔵を模した建物。これ変電所なのだ。
 似た例では調布にある若葉町変電所(→id:sarumaruhideki:20090426)。こちらは民家の門の横にあり、土蔵型変電所と呼んでいる。変電施設の小型化でこんな面白い変電所が実現できたのだろう。
 私にとっては変電所は露天が最高なのだが、ここまで化けると何とも楽しめる。