何と個性的な鉄塔だ

 車に戻る途中で大穴スキー場の上にJR線と思われる鉄塔を発見する。
 一見、烏帽子鉄塔のように見えるが、よく見ると矩形鉄塔の形をしている。ただ帽子は山側に一つだけ。水平配列1回線のとても個性的な風貌だ。
 JRの送電線は2回線なのだがこの清水越え区間は1回線毎に別々のルートを進む。名にし負う豪雪地帯。積雪による事故に対処した措置だろう。

上長崎‐桃野線(JR) 奥がBルート、手前がAルート 鉄塔番号は不明


 国道291号なおも奥へ。湯桧曽を抜けるとまたまた個性的な鉄塔が山の上に現れた。こんどは塔体の中央が細くくびれている。
 今度は矩形鉄塔には分類できない。烏帽子変形というべきか。津々と降り続く雪の尾根の上、送電線を角度を付けて回している。

上長崎‐桃野線(JR)A 76号


 国道291号の上州側の車の入れる終点、谷川岳ロープウェイの駅に着いた。