西に行こう

番外・西東京変電所再訪

前回、西東京変電所に暗くなってからたどり着いた。今日は西東京変電所をちゃんと見ようと出発。変電所に向かう途中、多摩川の低地から多摩丘陵への登り口、桜ヶ丘線と紅葉がとてもきれい。振り返れば西北線が街を背景に立っている。眺めのよいところだ。 西…

丘の上の交差点

今日は「西へ行こうプロジェクト」の寄り道版。永山から只見幹線ぞいに西東京変電所を目指す。只見幹線555号から多摩ニュータウンの中の只見幹線を追う。 小さな丘の頂上は東京西線と只見幹線の交差点。ふたつの大鉄塔が並んで、空中で送電線がクロスする。…

貝取線

西へ行こうプロジェクト番外編として周辺探索。 只見幹線とJRの境八王子線との交差点から柚木線の方向を目指す。とてもちびの境‐八王子線64号を後にJRの境-八王子線沿いに進む。すぐに貝取線と合流してJRと東電の併架区間となる。鉄塔の名称も「境-八王子線…

丘の上の小さな鉄塔

府中線と只見幹線は多摩川を越えてなおも南下。七生丘陵という丘の上へ登る。丘の上には古い府中線鉄塔が…。素朴ながらスマートな38号。いい鉄塔だなぁ。 送電線は東電学園内を通り大栗川に下りる。 ここで只見幹線に別れて府中線を追う。夕暮れ府中線は東京…

府中四谷橋

引き続き府中線と只見幹線を追う。多摩川手前から多摩川まで。 多摩川では桜ヶ丘線も楽しめた。府中四谷橋横のここは桜ヶ丘線と府中線・只見幹線、3つの線が交差する。 府中線と桜ヶ丘線を併架するのは赤白の桜ヶ丘線33号。すぐ先に低いドナウ二乗鉄塔があっ…

府中線をたどる

西に行くプロジェクトは国分寺で何本かの分かれ道に遭遇してしまった。 北へ国分寺線と高木線、 まっすぐ西へ多摩橋線、 南には府中線 だ。すでに北へ向かう国分寺線と高木線が多摩変電所に入るのを見届けた。 西に行くプロジェクトは多摩川を越えて八王子あ…

国分寺線の新鉄塔

今日で国分寺線ラストラン。多摩川上水から多摩変電所までたどる。鉄塔の根元には工事機材。パネルで囲まれて根元が見えない鉄塔もある。 工事の人に聞くとかさ上げではなく完全に建て直すらしい。6回線もの送電線をいっせいに止めて建て直すなんて、たいへ…

空と2導体

国分寺線をたどりに出るが只見幹線の原型の美しさにほだされて只見幹線をたどる。五日市街道手前まで。この区間原型のオンパレードだ。天気も最高、空に延びる送電線がとてもきれいだ。 その後国分寺線の続きを進む。どうやら国分寺線は建て直し工事の最中の…

ちびの大口

国分寺線の続きをたどる。小ぬか雨の中、中央線の北側から始める。国分寺南線を分けてなおも北へ。畑の中を伸びる6回線のケーブル。空が広いと送電ケーブルものびのびとしている。たどり着いた砂川変電所。高木線のちびで大口の14号が待ち構えていた。

しゃれたレトロな変電所

国分寺線の続き。国分寺線は高木線と多摩橋線を併架して北上する。国分寺崖線を登り、中央線手前までたどった。途中に北山変電所という無人変電所があった。とてもしゃれたレトロな変電所。これは素敵だ。

国分寺のチャイナ服

西への旅は高木線と府中線の二手に分かれた。ここでいったん国分寺線に戻り、多磨霊園から先をたどる。 東八通り沿いの国分寺線。がっちりした44号。撚架の41号。東芝工場への引き込みの40号。その先で只見幹線が横切る、赤白大鉄塔の534号だ。 ここでゲリラ…

只見幹線

高木線、府中線の続きの旅。東芝の工場南をたどる。只見幹線を横切る。原型の536号。横には高木線のちび。その先で府中線と高木線は南北に急角度で曲がり分かれていく。

府中変電所

(2008/06/21の3) 西に向きをかえた送電線は広いグランドの端を通り抜ける。グランドの端に立つ3号これもスマートのっぽ鉄塔だ。フェンスに阻まれて根元には近づけない。反対側のフェンス越しに眺めると足元まですっかり見える。本当にスマートな鉄塔だ。フ…

残った古い鉄塔

(2008/06/21の2) 一の宮線を後にバスで久我山線に向かう。前回最後に回った13号に着いた。あらためて眺めるとやはりとてつもなくスマートな鉄塔だ。 送電線に沿って探訪開始。12号は公園の深い緑の中に立つ軽角度鉄塔。平成の作だ。遥か彼方に次のドラキュ…

退役軍人

(2008/06/21の日記) ようやく梅雨らしい天気になってきた。少し蒸し暑い。久我山線の残りの区間を回る。今日は雨が心配なので電車・バスと徒歩にした。 京王線の東府中駅。ここには一の宮線がある。多摩川の先の一の宮線はなくなってしまったと聞くが武蔵…

のっぽさんたち

(2008/06/14の4) 久我山線をたどる。とても暑い。風景がすっかり夏をしている。Tシャツ1枚が正しい。 近年立て直されたのだろう。とてもスマートなノッポ鉄塔が続く。 久我山線16号は栗林の中、久我山線15号はアーリーアメリカン風の新しい住宅が立ち並ぶ…

久我山線という送電線

(2008/06/14の3) 久我山線の単独鉄塔を発見してちょっと感激した。 久我山線の名前を始めてみたのは2年前。中富線を回っていた時だ。調布変電所の横に立つ中富線の89号鉄塔で地中から外に出て中富線に併架される久我山線を確認した。(→「中富線 早回り1」…

霊園の中の鉄塔たち

(2008/06/14の2) 国分寺線は東八通りを越えて多磨霊園の中へ入っていく。オフセット付きのきれいな鉄塔が見えてきた。 墓地と鉄塔はつき物だがここは多磨霊園だから別格だ。鉄塔もどこか由緒正しげに見える。 墓地の最初の鉄塔は56号。1番飛ばし、57号が欠…

嵩上げ予定鉄塔??

西に行こうプロジェクトの4回目。途中、国分寺線63号から車返変電所まで寄り道をしたが、もとに戻っていよいよ国分寺線をたどって西へ向かう。 西武多摩川線の上の鉄構が国分寺線63号。すぐ横にある小金井変電所には62号。そこから国分寺線は武蔵野公園とい…

なで肩鉄塔

西へ向かうプロジェクト3回目。JRの新鶴見線との共用鉄塔43号からスタートして車返線をたどり西へ。すぐに中富線のごつい鉄塔が前方を横切っている。 中富線の交差手前の車返線38号をよく見ると腕金が「なで肩」になっている。何でだろう? こんな複雑な構造…

きれいな蛹

西へ向かうプロジェクト2回目。三鷹変電所から車返線をたどる。しとしと雨が降っている。 敷地を広げずに高さを高くしたのだろう。すらりとのっぽな鉄塔が続く。 道を拡張している。道に沿って空き地が広がるところに出た。48号もその端に立っている。遠く離…

双子のドラキュラ

(2008/04/12の5) 三井線は昭和54年11月に全面的に建替えられたようだ。敷地の狭さから見てかつては20〜30メートル程度の高さの鉄塔が並んでいたのだろう。 通りを越えて住宅街の空を送電線は進む。路地に面して立つ14号。古い住宅の庭いっぱいに鉄塔が立つ…

工場のドラキュラ

(2008/04/12の4) ここで送電線は工場の上空に吸い込まれる。工場は日本無線だ。北を回るか南を回るか。工場は広大そうだ。 北を回れば比較的近かったのだが私はどつぼに南を回った。おどろくほど広大な空き地が広がる。元は何があったのか。それとももとも…

謎の礎石

(2008/04/12の3) 1メートルくらいのお立ち台上の5号、アパートの駐車場の低い6号、角に立つ7号。 辿っているうちにおかしなものに気がついた。結界の中に礎石のような四角いコンクリートの出っ張りがある。何にも使われていない礎石だ。 いったいここに何…

片回線捻架

(2008/04/12の2) 三井線をたどる。1、2号は住宅の庭にどんと鎮座、3号はアパートに挟まれて立っている。住宅街の上空を三鷹台から送電線は玉川上水に向かう。 この三井線は「みついせん」なのか「みいせん」なのか不明だ。「三鷹」と「井の頭」を結んでい…

お忙しの北多摩線74号

(2008/4/12の日記) せっかく東京の西半分に引っ越してきたので「送電線をつたって西に行こうプロジェクト」を立ち上げました。 プロジェクトといってもひとりでコツコツ進むだけですけどね。 スタート地点は北多摩線の74号鉄塔。ここは北多摩線と高井戸線…