霊園の中の鉄塔たち
(2008/06/14の2)
国分寺線は東八通りを越えて多磨霊園の中へ入っていく。オフセット付きのきれいな鉄塔が見えてきた。
墓地と鉄塔はつき物だがここは多磨霊園だから別格だ。鉄塔もどこか由緒正しげに見える。
墓地の最初の鉄塔は56号。1番飛ばし、57号が欠番になっている。高さはグーンと小さく34メートル。年代も昭和36年と古くなる。よく見ると碍子はバランス耐張だ。
送電線がとても低い。墓地の上を這うように進む。56号はもともと懸垂型だったのだろうからその頃は送電線の高さがもっと低かったんですね。何とものどかな田舎仕様だ。
次の55号も霊園の中。脚をグーンと広げて立派。この鉄塔は分岐鉄塔だ。
線が左右に分かれていく。北側は塔頂票を見ると54号と続き番号。どうやら国分寺線の続きだ。南側はたしか久我山線。塔頂票には17号と書いてある。
久我山線はとてもノッポで上部が細く長いスマート鉄塔。次の鉄塔でなおも南に曲っていく。国分寺線は真っ直ぐ進む。