きれいな蛹

 西へ向かうプロジェクト2回目。三鷹変電所から車返線をたどる。しとしと雨が降っている。
 敷地を広げずに高さを高くしたのだろう。すらりとのっぽな鉄塔が続く。


 道を拡張している。道に沿って空き地が広がるところに出た。48号もその端に立っている。遠く離れて真横から48号の蛹点写真を撮った。街中でこんな離れて撮ることは滅多にできない。空き地のおかげで鉄骨がきれいに重なってくれた。


車返線48号

車返線48号


 黒い雲が湧いてくる。雨も強くなる。次の47号が立つ井口変電所の横に神社があり小休止。井口変電所はオレンジ色の箱型。箱型は定番だがオレンジってのはあまり見かけない。
 住宅街とときどき畑といった地域の空高く車返線は進む。


車返線46号

車返線46号


 街道に出た。車返線は街道の左右を行ったりきたりしながら進む。前方を横切る送電路がある。


車返線44から老番側

車返線44から老番側


 送電路はJRの新鶴見線。JRと東電の共用鉄塔が立っている。鉄塔には「車返線43号」と「境‐新鶴見線8号」の二つの看板が付けられている。
 不思議なのは車返線には「H11.3」、新鶴見線には「H10.12」と年月の鉄塔札の表示が4ヶ月ほど異なることだ。何でなのだろうか?


車返線43号・新鶴見線(JR)8号

車返線43号・新鶴見線(JR)8号、斜めに交差しているので腕金がひし形に見える