2008-01-01から1年間の記事一覧

初対面

雨。和田堀からちょこっと杉並線を散歩のつもりが結局青梅街道まで歩く。この区間は1本を除き全部美化鉄柱。杉並線23号は前回来たときに建て替えの最中だった。建て直された23号とは初対面だ。

ちびの大口

国分寺線の続きをたどる。小ぬか雨の中、中央線の北側から始める。国分寺南線を分けてなおも北へ。畑の中を伸びる6回線のケーブル。空が広いと送電ケーブルものびのびとしている。たどり着いた砂川変電所。高木線のちびで大口の14号が待ち構えていた。

ガラス碍子

所要を済ませた帰り道、また西毛変電所へ向かう。若番側の中東京幹線は原型鉄塔が続きとても良い雰囲気だ。隣の高崎線を少したどったら何とガラス碍子を発見してしまった。これはこれは! 思わぬ大収穫だ。

夕暮れの山越え

所要があり群馬の藤岡まで行く。ついでに鉄塔も。 地形図にある大きな変電所に向かう。西毛変電所だ。中東京幹線、高崎線など多くの線が出入りする田んぼの中の大きな変電所だ。 中東京幹線は東京側は建て直された立派な鉄塔群。夕暮れの中東京幹線が航空障…

しゃれたレトロな変電所

国分寺線の続き。国分寺線は高木線と多摩橋線を併架して北上する。国分寺崖線を登り、中央線手前までたどった。途中に北山変電所という無人変電所があった。とてもしゃれたレトロな変電所。これは素敵だ。

『写真生活』

雑誌『写真生活』の取材を受ける。綱島変電所から相武線をたどり多摩川まで歩く。綱島変電所内に立つ相武線の鉄塔がゼロ号であることを新発見。写真はこの区間の見所のひとつ、たった15メートルしかない8号甲乙鉄塔。

TokyoEye

NHKの国際放送のTokyoEyeという番組の取材を受ける。小松川線を最終鉄塔から1号まで行くという強行軍。北葛飾変電所に着いたのはもう薄暗くなってからだった。

三角から水平へ

久しぶりに安曇幹線へ出かける。前回は春。ずいぶん時間が開いてしまった。鎌北湖の先の稜線に立つ安曇幹線363号から山へ入る。阿寺というところの359号で三角配列の変形ネコは水平配列の正当派烏帽子へと変わっていた。

結構

多摩川越しに相武線と萩中線を撮る。結構(鉄骨の組み方)の見本写真が撮りたかった。相武線はブラット結構、萩中線はKトラスだ。 川崎側に渡り相武線の根元まで行く。砂利の浮き出たコンクリ下駄がとても魅力的だ。

国分寺のチャイナ服

西への旅は高木線と府中線の二手に分かれた。ここでいったん国分寺線に戻り、多磨霊園から先をたどる。 東八通り沿いの国分寺線。がっちりした44号。撚架の41号。東芝工場への引き込みの40号。その先で只見幹線が横切る、赤白大鉄塔の534号だ。 ここでゲリラ…

只見幹線

高木線、府中線の続きの旅。東芝の工場南をたどる。只見幹線を横切る。原型の536号。横には高木線のちび。その先で府中線と高木線は南北に急角度で曲がり分かれていく。

府中変電所

(2008/06/21の3) 西に向きをかえた送電線は広いグランドの端を通り抜ける。グランドの端に立つ3号これもスマートのっぽ鉄塔だ。フェンスに阻まれて根元には近づけない。反対側のフェンス越しに眺めると足元まですっかり見える。本当にスマートな鉄塔だ。フ…

残った古い鉄塔

(2008/06/21の2) 一の宮線を後にバスで久我山線に向かう。前回最後に回った13号に着いた。あらためて眺めるとやはりとてつもなくスマートな鉄塔だ。 送電線に沿って探訪開始。12号は公園の深い緑の中に立つ軽角度鉄塔。平成の作だ。遥か彼方に次のドラキュ…

退役軍人

(2008/06/21の日記) ようやく梅雨らしい天気になってきた。少し蒸し暑い。久我山線の残りの区間を回る。今日は雨が心配なので電車・バスと徒歩にした。 京王線の東府中駅。ここには一の宮線がある。多摩川の先の一の宮線はなくなってしまったと聞くが武蔵…

玉川上水ほとりの渋い奴

(2008/06/15の6) 只見幹線沿いに急ぐ。青梅街道を渡る。送電線が急に見えなくなった。きょろきょろと辺りを見渡す。おっと見えないはずだ真上に送電線があった。 514、515、516号。ここまでは順調に送電線沿いに来れたが、残念ここで行き止まり。 大きな畑…

大荷物の国分寺線

(2008/06/15の5) 只見幹線を満喫していたら予定の時間が迫ってきた。「ドボクサミット」の武蔵美まではここから歩いて30分程度はかかると思う。 いそいで多摩変電所の他の鉄塔を見に回る。東側に入ってくるのは東大和線。変電所内に2本。1号はテラス付きド…

15本腕金の鉄塔

(2008/06/15の4) 変電所の西側を大きな鉄塔たちが通り抜けている。あれは間違いなく只見幹線だろう。背が高いので新しい鉄塔だろうが独特の風格が滲み出している。 鉄塔ママのサイトで何年も只見幹線の写真を見てきたおかげで送電線を伝わる奥只見の臭いを…

多摩変電所

(2008/06/15の3) 写真を撮っていたらおじいさんが話しかけてきた。鉄塔を撮っているんですと説明すると正面から鉄塔が良く見えるよと教えてくれた。正門に向かった。 おー! 正門の正面に通信鉄塔がどんと鎮座している。普段は通信鉄塔はあまり見ないのだ…

国分寺線の三段下ろし

(2008/06/15の2) 拝島線2号のすぐ横に立つ真新しい鋼管鉄塔。とても高い。 近寄ると「国分寺線 No.2-1」と書いてある。おー国分寺線ではないか。東から辿り始めて今52号までたどり着いた(→6月14日の日記)。現在進行形でたどっている路線の出発点まで一気…

拝島線の上には拝島線

(2008/06/15の日記) 「水門」の佐藤さんが「ドボクサミット」という催しをやるという。パネラーに招待されたので鷹の台の武蔵美に行くことになった。 知らない場所に行くときはわくわくする。知らない場所には知らない鉄塔がある。地図で確認すると大学か…

のっぽさんたち

(2008/06/14の4) 久我山線をたどる。とても暑い。風景がすっかり夏をしている。Tシャツ1枚が正しい。 近年立て直されたのだろう。とてもスマートなノッポ鉄塔が続く。 久我山線16号は栗林の中、久我山線15号はアーリーアメリカン風の新しい住宅が立ち並ぶ…

久我山線という送電線

(2008/06/14の3) 久我山線の単独鉄塔を発見してちょっと感激した。 久我山線の名前を始めてみたのは2年前。中富線を回っていた時だ。調布変電所の横に立つ中富線の89号鉄塔で地中から外に出て中富線に併架される久我山線を確認した。(→「中富線 早回り1」…

過去日記

以下の過去日記を書きました。ご覧ください。 [西に行こう]2008/04/12 お忙しの北多摩線74号 [西に行こう]2008/04/12の2 片回線捻架 [西に行こう]2008/04/12の3 謎の礎石 [西に行こう]2008/04/12の4 工場のドラキュラ [西に行こう]2008/04/12の5 双子のドラ…

霊園の中の鉄塔たち

(2008/06/14の2) 国分寺線は東八通りを越えて多磨霊園の中へ入っていく。オフセット付きのきれいな鉄塔が見えてきた。 墓地と鉄塔はつき物だがここは多磨霊園だから別格だ。鉄塔もどこか由緒正しげに見える。 墓地の最初の鉄塔は56号。1番飛ばし、57号が欠…

ドボクサミット

水門の佐藤さんのお骨折りでとても楽しい会になりました。 会場は300人くらい入れるらしいのですがほぼ満員。驚きました。 もっと驚いたのはこのペナント(?)。かっこいいですねぇ。 →http://www.musabi.ac.jp/open08/2008/05/-jct.html * 6月15日の午前中…

嵩上げ予定鉄塔??

西に行こうプロジェクトの4回目。途中、国分寺線63号から車返変電所まで寄り道をしたが、もとに戻っていよいよ国分寺線をたどって西へ向かう。 西武多摩川線の上の鉄構が国分寺線63号。すぐ横にある小金井変電所には62号。そこから国分寺線は武蔵野公園とい…

『熱中夜話』再放送が決まりました

熱中夜話の第3夜「鉄塔・水門」の回が放映されましたね。 詳細は以下で見れます。 http://www.nhk.or.jp/nettyu/2008/kyodai/0612/index.html 水門の佐藤教授の「防潮戦隊ワンガンゲイツ」は傑作ですね。 鉄塔ではInohiro君の写真やひろむ君のDVDも流れてと…

『疑問の館』

最後にNHKラジオ『疑問の館』(http://www.nhk.or.jp/radiodir/shou/quizu/qu.html)にまた出ます。 6月17日(火) 21時5分頃から20分程度です。生放送です。 以上、イベント出演のお知らせでした。 曜日を月曜日と間違えていました。火曜日が正解です。

「ドボクサミット」

つづいて「ドボクサミット」。 武蔵野美術大学のオープンキャンパス(http://www.musabi.ac.jp/open08/)で「工場」「ダム」「鉄塔」「水門」と4ジャンルが集まる公開講座が開かれます。(http://www.musabi.ac.jp/open08/2008/05/-jct.html) 『恋する水門…

『熱中夜話』

まず、明日のことで申し訳ないのですが『熱中夜話』 NHK BSの『熱中夜話』(http://www.nhk.or.jp/nettyu/)という番組に出ます。 「巨大建造物Night」(http://www.nhk.or.jp/nettyu/2008/kyodai/index.html)という3夜ものの最終回で、鉄塔と水門がテーマ…