国分寺線の三段下ろし

国分寺線2-1号

2008/06/15の2)
 拝島線2号のすぐ横に立つ真新しい鋼管鉄塔。とても高い。
 近寄ると「国分寺線 No.2-1」と書いてある。おー国分寺線ではないか。東から辿り始めて今52号までたどり着いた(→6月14日の日記)。現在進行形でたどっている路線の出発点まで一気に来てしまった。これも何かの縁だろう。


 2-1鉄塔から10メートル程度の間隔で2号、1号と3本の鉄塔が一直線に並んでいる。背の高い2-1から少し低い2号、そして最後にドラキュラ型の1号鉄塔が立つ。
 その先に反対側からくる送電線を下ろす鉄塔が2本。やはり一直線にならび、手前には拝島線、計6本の鉄塔が変電所の西側に整列している。ちょっと贅沢な風景だ。


左から東大和線2号、1号。国分寺線1号、2号、2-1号。拝島線2号。


 国分寺線は変電所手前で6回線。その6回線をこの3本の鉄塔で順番に下ろして行くようだ。
 まず一番下段に併架してきた高木線を2回線を2-1鉄塔で下ろす。次の2号では中間に併架してきた多摩橋線2回線。最後のドラキュラ1号で残った最上段の国分寺線が下りる。


国分寺線の3段下ろし 3本連続鉄塔による6回線3段階下ろし。とてもダイナミック。とても贅沢。これは鉄塔名所に指定しよう。


 国分寺線の2号と2-1号は現在工事中だ。鉄塔がピカピカに輝いてとてもきれいだ。フェンスに貼ってあった工事進行表によると6月は構内引込工事。地中線のケーブルヘッドは黄色い保護シートをかぶり、上下を結ぶジャンパー線との間はまだ結ばれていなかった。
続く
国分寺線2号の架台