武蔵境変電所へ

新鶴見線(JR)1号

 今日もJR新鶴見線。今日は武蔵境変電所までたどり、変電所をゆっくり見学しよう。前回の原型4号からスタートした。
 3号、2号と来ていよいよ1号。おー何とジャミラが立っている。でも根元に近づけない。うーん残念だ。


境‐八王子線(JR)1号
境‐八王子線(JR)1号

 変電所を大回りして、中富線、JRの八王子線などを見学する。JRの境‐八王子線1号は独特の装柱をしている蝋燭立て型美化鉄柱。碍子で上下をつなぎ止めたブロッキングコイルが面白い。



 JR八王子線でもジャミラを発見(3号)。民家の庭にちょこんと立っていた。すぐ横を中富線が相変わらず寸胴なフォルムで並んでいく。

境‐八王子線(JR)3号 中富線65号
境‐八王子線(JR)3号 中富線65号

 中央線北側に回る。東電の梶野変電所。門のすぐ向かいにガス遮断機が鎮座する。
 JR変電所内の断続器も素敵。

 変電所内に立つJR戸田線の1号もジャミラだ。その横にコン柱を組み合わせた設備がある。あまり見かけない設備だ。何だろう。コン柱のためかとてもレトロな感じがするのだが。

戸田線(JR)1号  コン柱で構成された設備
戸田線(JR)1号 と コン柱で構成された設備

岡部境線(JR)148号の下部主柱
岡部境線(JR)148号の下部主柱


 岡部‐境線の最終鉄塔148号。 主柱は太い山型鋼を十字型に組み合わせたとてもごついもの。鋼材の色の差から後から補強されたような印象を受ける。


 岡部線の腕金は上から順に長くなる独特のオフセットなのだ。この形はどうしても線下の幅が広くなる。旧国鉄ならではの余裕のオフセットだ。名前は「末広がりオフセット」と呼ぼう。

岡部境線(JR)147号 末広がりオフセット
岡部境線(JR)147号 末広がりオフセット
武蔵境変電所の鉄構
武蔵境変電所の鉄構

 JR武蔵境変電所といえばやはり「とんがり耳」を空に突き出す鉄構たち。やっぱりいいなぁ。