腕金の長さ(オフセット)
オフセット付き腕金
一番上の腕金は短く、次は長く、最下段は長い腕金。降雪によるスリートジャンプなどで上下の送電線の短絡が起こらないように工夫されたもの。
古い鉄塔や地方、山間部の鉄塔ではこれが標準的な形。東京でも古い鉄塔で見ることができる。(昔は東京もよく雪が降ったからかな)
オフセットは中段の腕金を長くとるので線下は広くなる。
オフセット付き腕金の中段の送電線取り付け位置を根本寄りに変更して、垂直に配列する改造がよく行われている。都市化などにともなう線下節約の改造と思われる。