祖師谷開閉塔 その後


祖師谷開閉塔の跡と川世線53号

 仙川の島忠へ行ったついでに祖師谷開閉塔の除去にともなって建て替えられた二つの美化鉄柱を見に行った。

 祖師谷開閉塔はすっかり撤去されていたが、まだ敷地は工事中だった。


 隣に建て替えられた川世線53号。燭台型の美化鉄柱。腕金はトラッド。緑のフェンスに囲まれた広い敷地。みんなぴかぴかだ。鉄塔札には「H21.5 59m」とある。



祖師谷開閉塔 川世線53号(2005/7)

川世線52号


川世線52号から若番

 祖師谷開閉塔の若番側の52号も建て替えられていた。52号の鉄塔札は「H22.5 49m」だ。
 少し場末の感じがあった根本もきれいになった。トラッド腕金の美化鉄柱。若番側にはずらっと美化鉄柱が並ぶ。


 かつてはここを低いジャミラが並んでいた。52号は2005年に来た時の記録が残っていた。
「S15.12 36m ジャミラ。上2段がII吊。3段目以降がBT。」とある。当時は53号から成城学園の駅を越え、野川に下りる丘の縁―36号まで、数本を除いてジャミラだった記憶がある。


 その後一部鉄塔はジャミラ・懸垂(BT)からとんがり帽子・耐張への変更があったようだ。52号はその変遷がほぼ定点で撮れていた。


川世線52号(2005/7)

川世線52号(2009/3)

川世線52号(2011/1)


関連記事:「祖師谷開閉塔とお別れ」→http://d.hatena.ne.jp/sarumaruhideki/20090320