花総線の本八幡周辺再訪

◆飛べない翼
 本八幡近くの花総線を巡った。まずはみそがいさんが『飛べない翼』と名付けた八幡変電所脇の64号に行く。
 前後振りわけのドラキュラ鉄塔だが現在は線を引き下ろしていない。かつては隣の八幡変電所に給電していたのだろう。結界から地下ケーブルのピットが変電所に延びている。

写真:「花総線64号「飛べない翼」 下から見上げると線方向に腕をきれいに振っている」へリンク
花総線64号「飛べない翼」 下から見上げると線方向に腕をきれいに振っている

◆建替え中の59号
 外環の工事で建替え中の59号まで歩く。ここから市川まで花総線に沿って細い道が続いている。市川の鉄塔街道だ。
 59号について驚いた。59号はまるで凧のような風貌の鉄塔に変わっていた。腕金がとても長くなり、碍子も線を上下で支える形だ。
 若番側にすでに美化鉄柱が半分出来上がっていた。美化鉄柱は線と線の中間に建てられている。その工事のための仮の姿なのだろう。
 前後の鉄塔より一回り高く聳えていた、シックなジャミラだったのだが。もう見られないんだなぁ。

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花総線59号

◆赤白美化鉄柱
 飛べない翼の老番側、ニッケコルトンプラザの美化鉄柱まで歩く。何とクリーム色だった鉄柱が赤白に塗られている。たしかに高さは64メートルあるから、赤白に塗られるのは分かるが、それならかつては何だったのだ。
 どちらにしても赤白の美化鉄柱ってすごくどぎつい。

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手前から花総線69号70号