34号の腕金跡

駒沢線34号

2008/01/19の3)
 テットー広場に立つ34号には不思議な点がいくつかある。
 ひとつは腕金の長さ。老番に向かって左側の腕金が長い。ほんの少し角度鉄塔になっているが腕金を伸ばす方向は逆向きだ。角度のためではないとすれば何かを避けているのか。写真を良く見たら碍子の位置を西にずらしていた。今度行ったら線下をじっくり観察してみよう。


 もうひとつの不思議は下部の4つの座金。どうやら下段に2回線分腕金が付けれそうだ。でも4つあるのは何故? 2回線なら3段で足りる。ということはここで地中線に下段の送電線を引き下ろしていたのだろうか。(たとえばこんな感じに4本の腕金で地中へ下ろす)


腕金跡 駒沢線27号(下段の腕金の跡はここから平町変電所までの間の鉄塔に見ることが出来る。かつてこの区間併架されている送電線が存在したのだろう。)
続く