雨の橋本散歩
久しぶりの鉄塔巡り。今日は午後遅くからスタート。7月は暑くてめげていた。今日は小雨交じりの天気。先ほどから雨がポツポツと。こんな天気の予定じゃなかったんだが、日差しがないぶん涼しくていい。
広い工場の敷地内に立つ川尻線261号から橋本変電所に向かって歩く。
少し先に川尻線5号。かわいそうにマンションに挟まれている。背も低く34メートルだ。
八ツ沢線105号は会社の広い駐車場にたっている。入っちゃ行けないのかな? 近寄れず鉄塔札は確認できなかった。でもすっかり足元まで美しい姿を見せてくれたので満足だ。
調整池が現れた。その手前に立っていた八ツ沢線106号。古そうだ。主柱の上部が垂直。狭い敷地。手入れされずに茶色になった鉄骨。そして細い鋼材。八ツ沢線の108号と同じフォルムだ。
鉄塔札だけは何故か新しい。109号は昭和32年だが、この106号と108号は昭和48年。立て直したものだろうか。
調整池の横の公園に立っているのは都留線263号。
都留線の鉄塔はいいですね。上部まで割合太い設計で豊かな感じがする。太く長いとんがり帽子も風格や格式がある。オフセットも着いているし。15万4千ボルトの長い碍子も魅力だ。
先ほどまでは雨がポツポツ降っていたのだが、夕暮れになって太陽がうっすらと姿を見せ始めた。短い短い雨中散歩はこれで終わり。雨も止んだし夕方だし帰ろう。
盆踊りだろう。浴衣を着た親子が路地を歩いて行く。