断崖の上の305号
日帰りで安曇幹線。
前回の安曇幹線で峠の上から遠望した断崖の上の305号。ぜひとも根元に行きたいと神ノ原から断崖の上の305へ向かって山へ入る。
山にどこから取り付くかはいつも悩む。今回は地元の人に教わった道をたどる。
途中までは順調だったが、谷筋のショートカットと思われる道に入ったのが間違い、ツルツルの泥道に悪戦苦闘で306号へ着く。
安曇幹線306号は尾根上部の斜面にとても長い片継ぎ脚でたっている。展望はほとんど効かないが、木と木の間を透かして黒部幹線が見える。
305号へ向かう。今度は安全を見て尾根筋をぐるっと回ることにする。結構遠い。かれこれ1時間くらい歩いてようやく露岩の上に出た。反対側から切り立っている姿を見ているだけにちょっと怖い。
残念ガスッちゃった。対岸の304号と303号がかすんで見える。6月だからすっきり晴れている訳はないのだ。今回はこれでよしだ。
露岩の北の端に305号の根元。露岩の反対側の急斜面に片継ぎ脚で立っている。片継ぎ脚はかっこいい。
残念ながら前後の風景は見えない。
「至304」と書いてある巡視路標識を発見。。釜ノ沢に下る道のようだ。沢に下るとバイクに戻れない。仕方がないので戻ろうと思ったら、「至306」の巡視路標識も発見。谷筋を下る。
時々分かりづらくなるものの、標識がところどころに立ち、仮設の橋も何本か設定されていていい道だ。無事神ノ原に着いた。