本線に復帰

府中線25号
府中線25号

 「西行こうプロジェクト」本線に復帰。大塚帝京大学前の東京西線18号について以来長いこと寄り道ばかりしていた「西に行こうプロジェクト」。南多摩変電所で府中線の1号鉄塔を確認。ようやく寄り道も一段落。本線へもどり由木線を西にたどる。


 東京西線に到達したのは去年の9月だからかれこれ9ヶ月の寄り道だった。再会にふさわしく今日は良い天気だ。


 まずは府中線25号を観察。この鉄塔の腕金は独特の形。今は単にスルーしているだけだが、かつてはここで撚架していたのかも知れない。


由木線29号
由木線29号


 由木線にしたがって丘を登る。丘の中腹にそびえ立つのは由木線29号。若番に向かって右回線を撚架している。
 府中線25号の撚架がこの鉄塔に移行しているのかも知れない。



 丘の頂上からはこの先に続く鉄塔達がよく見える。丘の上を縫うように進む由木線の特色は使われていない上段の腕金。使われない腕金は普通は下段だろうが、なぜか由木線は上段を余らせている。

由木線27から25号
由木線27から25号


 由木線は住宅開発を避けるように経路を変えてきたようだ。それでも24号のように高層のマンションとマンションの間をすり抜けるしかない鉄塔もある。ご苦労なことである。


由木線24号
由木線24号


 通常は上段の腕金を余らせる由木線で例外的に下段を余らせ上段の腕金に送電線を支持する26号。ここでは27→26→25号と標高を上げるが、26号が相対的に低いのだろう。この26号では上段に送電線を支持して地上に対する高低差をなくしているようだ。

由木線26号
由木線26号
由木線22号
由木線22号


 今日最後の鉄塔は蓮生寺公園の外れに立つ22号。ここは展望台になっていて南大沢付近に進む由木線がよく見える。
 由木線は相変わらず右へ左へと経路を変えて高層住宅を避けながら進んでいく。


由木線21、19号
由木線21、19号