和光市周辺探索

 前回、戸田線(JR)をたどった最後、東上線の向こう側を横切る鉄塔を発見した。白子線という鉄塔だ。一本角の矩形片寄り鉄塔。なかなか味のある路線だ。地図を見ると周りに送電路線がたくさんある。
 ということで戸田線(JR)を進む前に、この辺りの鉄塔を見て回ることにした。


 まずは和光市の次の駅朝霞駅から出発することにする。ここから朝霞線〜白子線とたどり和光市まで歩く。
 朝霞駅で私を迎えて暮れたのは東武朝霞線。朝霞線35号からわかれ1〜4号で東武朝霞変電所までを結ぶ。駅の北口横には小さな2号鉄塔が立つ。駅前鉄塔だ。

駅前鉄塔 東武朝霞線2号
駅前鉄塔 東武朝霞線2号

 朝霞線35号から朝霞線を辿る。東上線を越え北上すると畑の中の朝霞変電所へ。ここへ立つ朝霞線38号は背の高い引き下ろし鉄塔だ。ドラキュラと前後振りわけを組み合わせたような鉄塔。プラットホームだけではなく何本かは直接鉄構に線を下ろしている。なかなかいい感じの鉄塔だ。

朝霞変電所の門柱<br>何と赤く塗られている、おしゃれ!
朝霞変電所の門柱
何と赤く塗られている、おしゃれ!
朝霞変電所に立つ朝霞線38号
朝霞変電所に立つ朝霞線38号

 朝霞線は変電所を過ぎてまっすぐ先の笹目線27号へ向かっている。笹目線は目の前を南北に横切っている。東西に進む朝霞線は笹目線を過ぎてもまっすぐ延びる。この鉄塔の先は白子線になるのかな。

笹目線27号 坂の上の畑の中に立っている
笹目線27号 坂の上の畑の中に立っている


 案の定、次の鉄塔は白子線。白子線は谷を下り、また丘に登り、住宅と畑の混在する地域を進んでいく。4号で右折、和光市駅の大鉄構へと続いていった。

白子線1号から老番方向
白子線1号から老番方向


 今日はこれで終わり、次回は和光市から白子線をなおも進んでみよう。