逆片寄り鉄塔
八ツ沢線の続きをたどる。今日は午前中の涼しい時だけ廻って帰宅する予定。橋本の台地から相模川沿いの低いところまで進めるだろう。
都留線の260号から進む。3つの送電線が相変わらす同じ間隔で西に向かって進む。3つともとんがり帽子ってのがいい。
八ツ沢線と川尻線は建て直しのためだろう、細身ののっぽ鉄塔になっているが、都留線の鉄塔は均整がとれてとても美しい。
この辺りから地形図に書かれていない新しい広い道路ができている。送電線はこの道路に沿って進む。(話は逆か、送電路に沿って道路ができたのだ)
前方に小高い山が見えてきた。もうあそこは津久井湖なのだろうか。(帰宅して調べたら津久井湖の湖畔にそびえる城山だった)
道路に面して川尻線の9号鉄塔が立っている。片寄り鉄塔だ。でもおかしなことに道路の反対側に腕金が延びている。
通常片寄り鉄塔は送電線を道路や架線の上に持ってくるために使われる。でもここでは道路と反対側に送電線を偏らせている。
設計を間違った? 何て訳はないか。実は伸ばしている側には古い狭い道路があるのだ。新しい道路の場所には以前は住宅でも建っていたのかも知れない。