水田と丘と

山ノ越の房総線24号

2007/5/13の3)
 北総台地は延々と低い丘が続く。そして丘と丘に挟まれて大小の平らな土地が入り組む。低い土地は田んぼ、丘の上は畑と林。丘の斜面は深い林。丘の際には小さな集落。この風景を見ると千葉だなぁと思う。
 低地の田んぼは昔ながらだが丘の上に出るとゴルフ場や大規模開発の住宅地も点在する。畑、林、昔ながらの農家、水田、そしてこぎれいな宅地。ひとつ丘を越えるたびに風景が変わっていく。


 房総線はゴルフ場を離れ、また広い田んぼに出た。ここは24号と25号の間の水田。風景が昔ながらの農村だ。あぜ道に座ってコンビニ弁当を食べる。苗がすっかり植わって鉄塔の影もすずしげだ。

房総線24号房総線24号



 山ノ越という集落から丘の上の23、24号を見に行く。道を登ると鉄塔が見えてきた。頭が赤い房総線23号は原型と思われるが少し大きく76mある。
 畑伝いに24号へ。また遮蔽線が出てきた。丘の際に耐張角度で立つ24号。腕金が塔長の3分の2以上を占めているだろうか。すぐ上を50万ボルトのジャンパー線。迫力だ。
 巡視路のようなものがあるので真っ直ぐ丘を下る。階段が設置してありますが木の葉で埋まっていて役に立たない。房総線25号


 水田を横切り次の丘に。丘の上には赤白鉄塔。きっとあそこは開発された住宅地に違いない。西日に照らされた鉄塔がきれいだ。

(続く)