烏帽子の下で(峠を越える烏帽子たち 3)

安曇幹線2号線94号・1号線83号

2007/5/3の3)
 茅野から大門街道で白樺湖。ここのトイレで水を補給。さらに進みブランシェ高山スキー場へ。
 街道を案内にしたがって曲がるとすぐに烏帽子鉄塔が出迎えてくれた。九十九折の道を曲がるたびに烏帽子が立っている。角ごとにオー! と歓声をあげながらスキー場へ着いた。
 スキー場横の農道を突き当りまで行く。すぐそこに烏帽子が見える。ここをベースとしよう。ほとんど徹夜なのでとにかく休みたい。烏帽子鉄塔が2本ペアで立つ斜面の下、枯れ草の上にシートを引いて寝転ぶ。
 まだ何線かは確認をしていない。80何番と書いてあるようだ。ペアの烏帽子鉄塔が見守る中少し仮眠する。昨日の夜の寒さがうそのようにポカポカ、裸になってもよいような天気だ。

 鉄塔は安曇幹線1号線83号と安曇幹線2号線94号。1回線づつ支持してペアで電気を送っている。1号線は背が低くかわいらしい。94号は少し大きく立派。鉄塔の下に行くとブンブンと音が聞こえる。
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続く