かざぐるま

若洲風力発電所

 今日はよい天気。でもちょっと疲れ気味なのでゆっくりしようと思う。たまにはお買い物と西葛西のユニクロまで行ってGパンを買う。


 混んでいて裾上げが1時間ほどかかるらしい。じゃあと湾岸道路を走る。お台場まで走らせ対岸の大井と品川の火力発電所見物。海を挟んで対岸に大きな煙突がどうどうと建っていた。でも全くの逆光で写真は撮れず。
 新しい海底トンネルが通じて今は大井埠頭へすぐ行ける。でもこのトンネル、原付は走れないので諦める。レインボーブリッジも原付禁止だ。東京港をぐるっと迂回したら対岸まで1時間はかかるだろう。やっぱりちゃんとしたバイクを買おうかなぁ。


 何となく欲求不満なので若洲海浜公園にある風力発電の風車を見に行く。対岸の葛西臨海公園からは何度も見たことがあるが真下に行くのは始めて。
 やあこれは巨大だ。高さ100メートル、プロペラの直径80メートル。低く鋭いうなりを上げて回っていた。真下にいると本当に怖い。台風の時は迫力あるだろなぁ。(実際は風が強すぎると止めるのだそうだ)


 下に展示用のパネルがある。今日はけっこう風がある。風速は10メートルくらい。出力は1000KW程度出ていた。最大出力は2000KW程度あるらしい。
 東電の発電施設は75,290,000KW、さっき見た品川や大井の火力発電所は1,000,000KW超クラスだから比較にはならない。この風車が500本建ってようやく火力発電所1カ所分だ(おまけに風任せ)。
 それでも「今年1年で木を59000本分植えた事と同じだけCO2を減らすことが出来ました」ということだから大したものだ。


 環境云々は別としてこの巨大構造物面白い。何しろ動く。80メートルもある巨大な羽が低いうなりをあげながらすぐ頭上を回転している。そのパワーや仕組みがすごく分かりやすい機械。技術的には最新なのだろうが、基本は極端にレトロな機械だ。気に入った。
 もしこんな代物が日本中に山のように建っていたら、きっといろいろ反対運動が起こるだろう。でもその時は私は風車趣味になってもいい。