2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

湿地帯

ここは印旛沼までつづく湿地帯の最奥。広大な北総台地の北辺に穿たれた広く細長い低湿地だ。沼地はゆるやかに曲がりくねり、やがて利根川へと続くのだろう。 振り返れば千葉ニュータウンの広い幹線をスピードをあげて車が行き交う。 顔を戻せば私の前には一…

品格

「S41.2 68m」。房総線が開通した年月が記された6号。 灰色に塗られたアングル鉄塔。高さは70mほど。塔長の半分以上を使って4対の腕金を延ばす。 大きな腕金は几帳面に同じ長さ、同じ間隔を繰り返す。 主柱は塔頂から、たった1回、自然な角度で屈曲し、長い…

見上げる90mの重なり

送電線は千葉ニュータウンをつらぬく広い道路と開発鉄道を越え、一面の田圃の中を伸びてゆく。 次の5号も赤白だが鋼材はアングル材。高さも93mとほんの少し低い。 畦道を根元に向ってのんびり歩く。アプローチした方向が悪く、途中小さな水路を2回も飛び越す…

これが50万ボルト鉄塔?!

日本で最初に50万ボルト送電を行った「房総線」。知識では知っていた。でも実際の房総線を新京葉変電所で見たとき27万5千ボルトだなと思った。 50万ボルト鉄塔って塔長に比して巨大な腕金、ずんぐりして力強くて…。新京葉変電所だったら印旛線とか新京葉線と…

房総線をたどります

房総線をたどることにした。 いろいろな経緯があるのだがそれはまた別の機会に書く。 とにかく新京葉変電所に立つ1号鉄塔からたぶん房総変電所へ向けてスタートだ。 滅多に撮らない記念写真を小室駅前の房総線3号鉄塔横の公園で撮った。 少し寒いが天気は最…