ちょこっと境‐八王子線

 菜種梅雨なのかな。天気が悪い。そして寒い。多摩境までバイクで行く予定だったが変更。電車で簡単に行けるところを探し南武線南多摩に来た。
 多摩川から桜ヶ丘線までの境‐八王子線(JR)はまだたどっていない。


 南多摩駅から南側へ出ると川崎街道沿いに早速重角度鉄塔。脚元に行くと「大丸線 1号」と書いてある。「境‐八王子線38号」の札もある。こちらはJRの送電路だ。多摩川を越えた先の競艇場からこちら側はJRと東電が鉄塔を共用している区間だ。

写真:「大丸線1号(境‐八王子線38号)」へリンク
大丸線1号(境‐八王子線38号)


 それにしても「1号」とはと隣を見るとテラス付きの引き下げ鉄塔が立っている。今度は東電が「南多摩水再生センター線1号」、JRは「境‐八王子線39号」だ。地中線の入口看板には「南多摩水再生センター線 南多摩水再生センター線No.1(鉄)〜稲6M」とある。「稲6M」は稲城変電所かなぁ。

写真:「南多摩水再生センター線1号(境‐八王子線39号)」へリンク
南多摩水再生センター線1号(境‐八王子線39号)


 南多摩水再生センター線を数本歩く。この先、川崎街道の南側は米軍の広い保養施設(多摩サービス補助施設)。ゴルフ場や乗馬施設などが尾根幹線までの広い区域を占めている。街道の北側は多摩川との間が、下水処理場(これが南多摩水再生センターだ)とゴルフ場になる。連光寺の街に抜けるまで川崎街道の左右に住宅がないという地域だ。
 そこを送電線も川崎街道を左右に縫いながら進んで行く。


 次の鉄塔は川崎街道が切り拓かれて取り残された高い小山の上に立っている。どうも近づけないようだ。今日は深追いしないことにしているので接近ができるかどうか不明。番号看板などは見えない。鉄塔札は見えたとしても判読不能だろう。

写真:「南多摩水再生センター線たぶん2号(境‐八王子線41号か40号)」へリンク
南多摩水再生センター線たぶん2号(境‐八王子線41号か40号)


 その次は下界に鉄塔が下りて来る。こんどは南多摩水再生センター線3号で境‐八王子線では42号となっている。そうすると前の小山の上の鉄塔は南多摩水再生センター線としては2号だが、境‐八王子線は41号なのか40号なのか。どちらにしてもここで1本飛ばしとなっている。今日は深追いしないが、ちょっと気になるなぁ。


 この先、上下振り分けやら魅力的な鉄塔があるがここで戻る。川崎街道から多摩川へ抜けてみた。多摩川の対岸に赤白鉄塔、そして下段ドラキュラの引き下げ鉄塔が見える。あそこが競艇場だろう。大丸線の番号は4、5号になるのかな。

写真:「大丸線4、5号?」へリンク
大丸線4、5号?


 こちら側の鉄塔も赤白鉄塔。大丸線の3号(境‐八王子線35号)だ。立地は工場内だが敷地際なので根本に近づける。


 今日はちょこっとの積もりなので次の南多摩駅の駅前美化鉄柱―大丸線2号(境‐八王子線36号)でお終い。
 南多摩駅は駅前に何もない。ただ広い駐車場があるだけだ。再開発中のようなので風景はそのうち一変するのだろうが、いまは広い空き地にポツンと美化鉄柱が立っている。根本にツルニチニチソウ青い花を一面に咲かしていた。
 米軍施設に下水処理場、工場、最後に駅前も再開発で空き地。車はさかんに通り過ぎるがほとんど人けのない散歩になった。

写真:「大丸線2号(境‐八王子線36号)」へリンク
大丸線2号(境‐八王子線36号)