南多摩線(小野路〜別府)

 今年は寒さが続く。間隔が空いてしまったが南多摩線の続きを歩こう。多摩センターからバスで小野神社へ、そこから27号へ登った。
 南多摩線27号はI吊り。山の畑の裏に立っている。表側はヤブが濃くて入れないが、ぐるっと回ると根本にしっかりとした道が付いている。フェンス付きだ。
 南多摩線28号はそこから細い舗装道を少し下る。軽角度の2連耐張。ここから長径間で小野路の谷筋を越えて行く。

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南多摩線28号

 まっすぐ谷筋に降りる道もあるようだが、ここはちょっと寄り道。小野路のほうに行って牛小屋を見ながら里に下る。
 牛小屋から小野神社方向へすすむ。梅林がある。梅の花が満開だ。ぽかぽかと暖かい日差しを浴びながらコンビニおにぎりを食べる。気温は寒波のせいで寒いのだが、さすがに日差しは暖かい。腰を下ろしている草むらには、オオイヌノフグリが小さな青い花を咲かしている。小さな春、見〜つけた。
 谷から式典のようなスピーカーの音が聞こえてきた。卒業式かしらん。でももう午後だからそれはないか。学童の卒園式とかそんなものなのだろうか。

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梅林で一休み


 梅林から降りて里山交流館。小野路宿を通りの東の山へ。自動車道をしばらく歩き、斜め後ろに踏み分け道が合流。大きく溝状になった尾根道を進むと鉄塔がある。入口が柵でふさがれている。
 南多摩線29号はII吊り。木々に囲まれて立っていた。
 そこからまっすぐ降りていくと布田道に出た。「関屋の切り通し」を通り尾根の向こうへ。北斜面のグラウンドにはまだ雪が残っている。
 二つ目の谷戸の入口で谷戸へ入る。この道はフットパスのはずだ。道が悪い。ぬかるみ。う〜ん、整備されていないなぁ。右手の尾根に登るはずなのだが…。とにかく右手に田んぼを渡る。やはり道を間違えたのか、尾根の斜面のヤブを直登。尾根に登り着いたら細いがしっかりとした道がついていた。どうやら少し手前で田んぼを横切り尾根にとりつくべきだったようだ。
 何とか南多摩線30号に着く。I吊りでフェンス付き。今日はみんなフェンス付き。つまらない。
 その道を先に進み、谷筋に降りてから回れ右また元の方向へ戻る。29、30、31号と1キロくらい山道を行ったり来たり、何とも能率が悪いたどり方になっている。

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南多摩線30号


 風景が開けてくると31号が丘の畑の中に立っていた。結構な角度で曲げている。この先は鎌倉街道の谷を越えて西東京変電所の丘だ。谷の向こうに南多摩線と只見幹線が見えている。

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南多摩線31号

 ここを越えれば西東京変電所だが、その先黒川までが長い。今日はここでお終いにして別所からバスで小田急永山駅へ。駅のスーパーで買い物をして帰る。結構安かった。ラッキー!