何と低い門型鉄塔だ!
(2007/12/08の2)
次の47号はと進むと行く手に送電線が横切っている。早くも登戸線との交差点だ。
左右の鉄塔は背が高い鉄塔だ。登戸線は東名高速の高架を越えてやってくる。新鶴見線が下をくぐるのかな。
いやどうやら逆だ新鶴見線の下を登戸線がくぐるらしい。
川でも流れていたのだろうか。一段低くなった溝状の土地に松がたくさん植わっている。庭木の畑のようだ。形の良い松に囲まれてそこに登戸線の9号――たった13mの門型鉄塔が立っている。
左右の高い鉄塔からぐんと低く送電線が下ろされて下端で9号が支える。
13m! 低い!! 低すぎる!
門型鉄塔だから一番上に送電線を水平に6本配列すれば隔離は満たせるというわけだろう。でも少し前まではこの門型の下段の桁に小田急向ヶ丘線が併架されていたはずだ。2万程度の電圧とはいえまるで手が届きそうな位置じゃないか。
左右の鉄塔は垂直配列、9号は水平配列。だから送電線はねじられたように広がりながらやってくる。描くカーブがとてもよい。
(続く)