オリンピック公園

都南線31号

(2007/4/29の日記)
 駒沢に用事があるので出かける。前の人の打ち合わせが延びそうなので時間つぶしに都南線を見て歩く。


 都南線は南武変電所からやってくる。多摩川を渡り野毛の丘を越え、等々力の丘を登り、再び下ってまた駒沢の丘に登る。これが最後の登りだ。登るといってもとてものんびりとした斜度。東京の区間はまだ畑が残る一角があったりの高級住宅街だ。


 駒沢通りを越えると駒沢のオリンピック公園の中を大きく迂回して終点の駒沢変電所へ。このオリンピック公園は戦後の短い期間、野球場だった。
駒沢公園の中に立つ都南線35号

 土盛りのスタンドで野球をのんびり観戦した薄っすらとした記憶がある。
 オリンピック会場になるために駒沢球場がなくなるのが1961年(昭和36年)、この鉄塔が建てられた昭和31年は球場のあった時期だ。公園内の鉄塔は建て替えられたものもあるが昭和31年建造の鉄塔も。この鉄塔は野球とオリンピック、両方を観戦できた鉄塔だ。