154KV外輪線

2007/4/22の4)
 この辺りは何故か飛び番が多い。38〜36、36〜34と番号が飛んでいる。高い鉄塔に建て替えると鉄塔と鉄塔の距離(径間)を長く取れるため番号が飛ぶことが多いが、この辺りの鉄塔の径間はさほど大きくはない。
 34号での急な折れ曲がりも不思議だ。経路変更など大幅な変更を行った結果じゃないだろうか。


 帰ってきて地図に路線と鉄塔番号を記入しながら気が付いた。そうだ南葛線かぁ。地図上でもふたつの線は一直線につながる。
 『見聞録』で南葛線を調べるとなるほど元々は同じ路線だったんだ。154KV外輪線ってやつだ。戦争前後に建設が進んだ環状線
 小松川線は私が最初にたどった送電線で縁が深い。こいつが東京を一周する外輪線の一部だったなんて。

 小松川線〜京北変電所〜南葛線〜武蔵野変電所〜北多摩線〜千歳変電所〜川世線〜南武変電所〜南武線〜川崎変電所。

 これが154KV外輪線かな?
 小松川線、北多摩線、川世線はすでにたどっているから、あと南葛線と南武線をたどれば154KV外輪線を全部たどったことになるのかな。また目標がひとつ増えた。


 何時実現するか予定は立たないがとりあえず未踏区間を地図にプロットする。(外輪線・内輪線の現状についてはあくまで私の解釈です。正しいかどうかは分かりません。)
(4月22日 終わり)