肩パッド型
途中から腕金の形が変わる。普通の四角錐にもうひとつ水平な材を入れた腕金。27万5千ボルトの鉄塔ではよく見かける形だ。補強のためなのだろうか。理由は分からないが、ちょっと格好がよい。普通の腕金は均衡のとれた自然な美しさだが、こちらはきりりとしまった筋肉質な腕という感じだ
私は単に「棒が突き出た腕金」と呼んでいた。呼び名を考えなきゃ。帆船の帆桁のようだから帆桁型とでも呼ぶのがいいかも知れない。と思っていろいろサイトを漁っていたら、やはり命名天才のみそがいさんが「肩パットの麗人」という絶妙の命名をしていた。「肩パッド型」で決まり。
結界から上を見上げると何とまあ腕金の先が尖っていない。
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面白かったのは水平材が少し短いタイプもあったこと。これは初見だ。こうなるとまったく印象が違う。今度は肩飾りのように見えてくる。
(続く)