頭を飛ばされた鉄塔

sarumaruhideki2005-12-22

 りんごはむ(林檎挟む)さんからのいただきもの。千歳変電所の鉄塔だそうだ。


 以前、

千歳の変電所には、頭を飛ばされた様な小さな鉄塔が有ります。

という情報をいただいていたので、写真を良く見るとなるほど頭がない。架空地線もないようだ。見たところ比較的小さな引き下ろし鉄塔だが、頭はどこへ行ったんだろう。


 千歳変電所はむかしは近かったいのだが今は引っ越してとても遠い。なかなか行くチャンスがないのだが、今度行ったら探してみよう。畑の中に頭が転がっているかもw。


 千歳変電所は東西に中富線―和田堀線、北堀線、南北に北多摩線―川世線が通る交差点。
 jamittさんの『送電鉄塔見聞録』によれば、中富線―和田堀線は八ッ沢線、北多摩線―川世線は群馬幹線ととても古い歴史を持った路線らしい。
 八ッ沢線は山梨県桂川に作られた八ッ沢発電所から淀橋までの送電路で明治45年。群馬幹線が群馬県の金井発電所からやって来て川崎までつながったのは大正11年
 どちらもとても古い歴史を持っているんですね。


送電鉄塔見聞録』〜歴史ある幹線鉄塔〜 【リンク修正】
http://transmltkbr.sakura.ne.jp/soudennez00.html


 同じ線路だったからでしょうか、北多摩線と川世線の鉄塔番号が連続しているのを確認しています。中富線と和田堀線のほうは確認していませんが、もしかしたら連続しているかも知れませんね。