千代田線の建て替え工事

千代田線35号

 仕事がいつまで経っても終わらない。秋に奥多摩へ通いつめた後遺症かな。煮詰まったたので午後遅くなりちょこっと千代田線35号を見に行った。


 以前noriさんから千代田線の建て替え工事の情報を教えていただいた。でも運悪く紅葉との追いかけっこで奥多摩通い。土日はほぼつぶれた。夜何回か回り道をして工事の様子を覗きに行っただけ。


 もう終わっているだろうと出かける。予想通り鉄塔自体の工事は済んでいた。今は周辺の復旧工事が行われているようだ。


 千代田線35号はとても細身の鉄塔に変わった。ダイエットしたわけではない。背が伸びたんだ。
 腕金3段分の嵩上げ。4回線鉄塔だから腕金が6段。その下部の腕金が3段分上に移動し、上部の腕金は高く延長した塔体に移動した。かつての塔長は45メートルだから、50メートルは超えただろう。


 うれしいことに、上から短・長・短とリズミカルに長さを変える腕金はもとのまま。結果とても美しい鉄塔になった。


 どの程度高くなったのか確かめたかったがまだ鉄塔の根元にはまだ入れない。年末までには回りもきれいに整備されるだろう。また来ることにする。



 小台橋まで行き隅田川を渡った先の千代田線鉄塔を眺める。にぶく輝く銀色のタンク、黒ずんだコンクリート堤防、足を大きく広げる千代田線鉄塔。この風景好きだ。
 今日見たら鉄塔の後ろにくい打ちのクレーンが。大きなマンションでも建ってしまうのだろうか。この風景も見納めかも知れない。