メナムの鉄塔
毎年花火を見に行くyorozuyaさんから以前もらった鉄塔写真。昨日のYさんと同様、仕事上の大先輩なのだ。メールに曰く
「バンコクのメナム川につながる運河沿いに立っていた鉄塔の写真を添付します。鉄塔感染症にかかって写してしまったものです。」
鉄塔というものは大人には普通見えない。小学生までが限界だ。ただ周囲に鉄塔愛好家がいると、だんだん鉄塔が見えてきてしまう。これが「鉄塔感染症」。この病気一度かかるとなかなか直らない。
好きでもないのに鉄塔が見える。回りからは「たいへん迷惑している」といつもお叱りを受けている。
貰ったのはタイの送電鉄塔だ。碍子の数は4個程度。電圧は1〜2万ボルトくらいか。鉄塔は運河に漬かって立っているんでしょうか。たぶん土台はひとつなので正確には「鉄柱」になるのかな。
それにしても腕金は単にアングル材を横に張り出しているだけ。まるで電柱のような簡単さだ。架線地線のためのとんがり帽子がなかなか決まっている。
下段に通っているのは配電線でしょうか。送電線と配電線の併架というのも日本ではまずお目にかからない。送電線も配電線も水の上、切れたらうんと感電しそうだ。
簡素で異国情緒漂う鉄塔。行ってみたいなぁ。タイで鉄塔を辿るには舟が必要かな。