まえがき

亀戸線111号と亀戸変電所

 荒川のたもとに住んでいるので荒川をわたる送電線にはなじみが深い。東京への送電と荒川はとても密接な関係がある。河口から板橋辺りまでしか確認をしていないが、東京の東側北側からの送電経路は荒川までは空中を通り、荒川を越えたところで地下に潜る。その先は送電鉄塔レスの世界だ。

 荒川を越えたところには中間変電所が控えている。これらの変電所が発電所から延々と続く送電鉄塔の最終到達地点でもあるわけだ。
 写真は埼玉県の北葛飾変電所から来る亀戸線最終111号鉄塔。



*もっとも最近できた500KV地下送電線「新豊洲線」は新京葉変電所から新豊洲変電所まで40Kmを全部地下ケーブルだ。今後はそういうパターンが増えるのだろうか。