戸田変電所

戸田線20号

 午後遅くなって中山道を下る。
 戸田橋の手前で送電鉄塔を発見。線をたどって戸田変電所に着く。戸田線(志木線共架154KV?)、練馬線(板橋線共架66KV?)、戸田公園線(66KV)が出入りする中間変電所のようだ。
 変電所の隣の電柱置き場の中に立つ戸田公園線の1号と思われる鉄塔が美しかったがカメラの電池切れで見るだけであきらめる。
 日没まで時間があったので戸田橋を渡り戸田公園線をたどる。途中4号で送電線は地中へ。空中架線はまだ続くが何とジャンパ線がつながっていない。回路が切れている。電気を絶たれた空中架線は東北新幹線の高架を越えて次の戸田川岸線1号へ。
 戸田川岸線1号はただ電線をつなぎとめているだけ。おまけにその電線には電気は来ていない。謎の多い鉄塔だ。以前はちゃんと繋がっていてその先に伸びていたのだろうが。それならなぜ残しているのだろうか?線の撤去の際、下を走る新幹線に影響が出るのを恐れたためかなぁ。とにかく「戸田川岸線」という路線は鉄塔1本だけ電気の来ない送電線路なのだ。