東扇島発電所の煙
砂に埋まった杭
先日、地震から立ち直り運転を再開した東扇島発電所へ行ってきました。
発電所向かい側へ到着してすぐ目に付いたのが砂の山。どうやらこの辺りは液状化現象の被害が出ているようです。遊歩道の杭が20センチほど砂に埋まっていました。
東扇島西公園
東扇島西公園に行くと西南の角は立ち入り禁止。石畳に深い亀裂が入り、横の土手は部分的に30センチ以上沈下したようで、大きく段差が出来ていました。
東扇島発電所の停止もこれらの現象と無関係ではないような気がします。すばやい復旧に感謝です。
煙突からは白い煙が 頼もしい
まだ時間が合ったので、東扇島東公園へ行き、川崎火力発電所を眺めました。生まれ変わった、超エコのコジェネ発電所です。
運河を隔てて見ると1号の1軸〜3軸の様子がよく見えます。
川崎火力発電所から伸びる送電線は千鳥町線。かつてここを走っていた貨物線を跨ぐ門型鉄塔です。4回線の立派な門型鉄塔の脚元には、蒸気の共用配管が伸びていて、とても面白い風景になっています。
これは川崎火力発電所１号系列の蒸気を周囲のコンビナート10社で共用して使うというエコの試みです。（→川崎スチームネット http://www.tepco.co.jp/cc/press/06101301-j.html）
千鳥町線 6号から若番側
千鳥町線 7号と川崎スチームネットの蒸気パイプ
