2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

話し声

(月日の日記の続きの続きの続きの続きの続き) もう日暮れも近い。東名高速を越えて先を急ぐ。変電所も近く川世線と千南線の分岐鉄塔が夕暮れの空に見えてきた。ここで上段の川世線は右へ、下段の千南線は左へ分かれ南武変電所の鉄塔へとつながる。 南武変…

平行四辺形の腕金

(6月17日の日記の続きの続きの続きの続き) ここで丘を降り街中へと進む。変電所ももうすぐだろう。 少し進むと下2回線(千南線)だけの鉄塔が現れた。千南線特3-1号。地中線にケーブルを下ろしている。平行四辺形の腕金がとてもユニーク。 (続く)

丘から丘へと

(6月17日の日記の続きの続きの続き) 丘から丘へと川世線は飛び移る。 次の丘の中腹の駐車場の中に12号。また1本飛ばし。丘の頂上付近に1本、そしてその次はマンション先の畑の中に立っていた。丘の上の道はここで行き止まり。柵があって鉄塔へ近づけない。…

アポロンの帽子

(6月17日の日記の続きの続き) 246を越えた川世線は丘の頂上へと向かう。丘の頂上に14号が立つ。高さは74m。 どうやら15号はないようだ。立替で1本少なくなったのだろう。 かつて一歩一歩小刻みに越えていった丘の上。真新しい赤白塗装がひとり空を突いてい…

国道の脇に

(6月17日の日記の続き) スカートを広げている16号鉄塔は一見分岐鉄塔に見える。2回線の電線が別れて行く。しかし近づくと実際には線がつながっていないことが分かる。おまけに碍子は腕金ではなく塔体に直接取り付けられている。何なんだろう。 別れた線は2…

古い鉄塔と新しい鉄塔

しばらく時間が経ってしまったがまた川世線に来た。今日は国道246号から南武変電所の区間を歩くつもりだ。 梅雨の晴れ間、少し暑いくらいだ。 国道246号線脇の斜面に立つ16号はとても印象的な姿をしている。ぐんと足を広げた高い鉄塔。スカートを広げた女性…

高砂の朝食

朝、京成線の高砂まで行く。 高砂線1号を探すための朝飯だ。 高砂駅のそば。クリーム色に塗られた鋼管鉄塔=花総線30号。イトーヨーカ堂とマンションの谷間に送電線を通す。 マンションもヨーカ堂も背が高い。56メートルの鉄塔もふたつの建物の間に送電線を…

電燈堀

今日も打ち合わせ後大回りの寄り道。南千住の駅そば、隅田川駅の周辺開発で出来たきれいなショッピングセンターで昼食。 隅田川駅は23区内に残された最後の大きな貨物駅。古く味のある施設が眺められるとても素敵な場所だ。 近くに変電所マークがある。南千…

鉄塔レストランの窓辺から

昼過ぎに鉄塔レストランに行く。 ぼんやり外を眺めていたら、するすると人が登っていく。 架空地線の点検なのだろうか鉄塔の頂上まで行き、何やら作業をしてまたするすると下って行った。

雨の駒沢線

しとしと雨の中、駒沢線を代田の丘から代田橋まで歩く。 この辺りの駒沢線は小田急を越えた64号から環七脇の70号までは美化鉄柱に建て替えられている。でもそれ以外は原型の鉄塔が残る。 くすんだ地味な鉄塔が静かに雨に浮かんでいる。

神田川という名の鉄塔

淀橋変電所はいつか行かなければと思いつつ、つい行きそびれていた。 今日は夕方に世田谷に用があったのでちょうど良いと淀橋変電所へ向かう。 新宿は古い時代から知っている。淀橋上水場だって見たことがある。だから淀橋変電所はすぐに見つかると高をくく…

上野から隅田川

仕事で都心にでる度に帰り道はいそいそと秘密めかして回り道。都内の変電所めぐり。 50万ボルトの新豊洲変電所ができる前は都心の変電所の最大電圧は27万5千ボルト。 都心の電力を支える拠点というべき27万5千ボルト地下変電所。10にも満たない拠点のひとつ…

夕方の散歩

夕方、近所の鉄塔、篠崎線を散歩する。今日は瑞江駅周辺、最終鉄塔の立つ篠崎変電所から歩き始めた。 この送電路、近所の鉄塔の中で一番ホッとする路線なのだ。 発電所で生まれた電気は高電圧で巨大な鉄塔を連ね東京の外周までやってくる。そこから電圧を下…

東伊豆線 初見

伊豆にある親戚の山荘の芝刈りを手伝いに来た。合間を縫って東伊豆線を見た。地図で見ると伊豆半島の東海岸沿いに南北に走っている。距離も相当ありそうだ。 伊豆高原から山のほうに入り大室山と天城の山あいに池という集落がある。この谷筋では最後の集落、…

鉄塔レストラン

すてきなレストランを発見してしまった。家からは少し遠いのだがノートパソコンを抱えて窓際で仕事をする。窓の外には亀戸線の100号鉄塔が立っている。仕事もしないでこんな妄想にふけった。 ---------------------------- 鉄男 「あーよかった。この席空い…