2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

寂しい木馬

電車の線路沿いに送電線が延びていることはよくある。鉄道会社の送電線ではなく東京電力の高圧線だ。建設年が鉄道が開業した年という古い鉄塔も珍しくない。 電車の路線沿いの鉄塔は単調で面白くないという偏見を持っている。同形の門形鉄塔が延々と続く。鉄…

家庭菜園

家からちょうど散歩に良い距離に長島線の3号鉄塔はある。高さ45mのノッポ・ジャミラだ。普段は少し離れた公園の辺りからジャミラの特色ある姿を眺めるか、それとも通りから蛹点を楽しむか。 今日、散歩をしていてこの鉄塔の下をちゃんと覗いたことがないこと…

洗濯物

鉄塔下に洗濯物これは定番だ。適度な大きさの鉄塔なら物干し竿をかけるところには困らないし、周囲に建物がないことが多いから日当たりも悪くない。極上の物干し場なのだ。 ということでここ岩淵線2号鉄塔にも洗濯物が。工場の門脇に立つ鉄塔。守衛さんの洗…

新緑の東尾久線

荒川沿いに住んでいるから荒川を渡る送電線にはとても興味がある。そのうちの1本東尾久線を訪ねた。 東尾久線は荒川を渡りそして隅田川も渡る送電経路だ。でも隅田川を渡ったとたん地中に潜ってしまう。だから都心に向かって東尾久線を辿ると唐突な終り方に…

雑誌の取材

今日は雑誌の取材に協力して鉄塔を回った。 Webで見るかぎり鉄塔観察がブームになったのは1990年の終わり頃のようだ。銀林氏の「鉄塔 武蔵野線」が1994年、映画化が1997年だ。「鉄塔観察学会」なるものが開かれたのは1999年だ。 それからしばらく経っている…

枯山水

商店街の裏側、家が立て込んだ地域にある鉄塔。いつもの緑のフェンスと有刺鉄線ではない。鉄塔下に入れる。おまけに小さな門扉まである。中を除いてびっくり。 中央に石組み、手水鉢もある。まわりは回遊式に飛び石が。山に見立てた植え込みに椿の花が咲いて…

駒沢線と桜 3

(2005/4/7の続きの続き) 千鳥線との短い旅を終えた駒沢線は中原街道を越え大岡山へ。東工大の構内へと入る。丘の上の8号から呑川沿いの13号まで、この先でも1本構内に立つ鉄塔があるから計9本ほどが大学内にあることになる。キャンパスの広大さが分かる。 呑…

鉄塔花見 4

(2005/4/9の続きの続きの続き) 桜で彩られ、子供たちの歓声があがる公園を後にする。 実は布団を干したまま出かけて来てしまった。そろそろ帰らないといけない。公園の桜と鉄塔にすっかり満足。この辺りで切り上げよう。缶コーヒーを買って少し先の静かな公…

鉄塔花見 3

(2005/4/9の続きの続き) 川辺の桜を満喫してから花総線沿いに江戸川変電所に向かう。この変電所の横は曳舟川親水公園が通っている。桜が植わっているかも知れない。 変電所の脇の緑道は桜が満開。でも曳舟川親水公園には桜はなかった。広い道路の真ん中を通…

鉄塔花見 2

(2005/4/9の続き) 原チャを北に走らせて中川へ向かう。葛飾の角にも桜があった記憶が…。中川下流は高いコンクリートの堤防で括られ、新中川は土の堤防だけど新しいだけに堤防の上には何も埋まっていない。 でも葛飾の角には堤防の内側に桜があった。堤防の内…

駒沢線と桜 2

(2005/4/7の続き) まっすぐに中原街道を下る。どうせなら駒沢線の洗足変電所からスタートしよう。右手に洗足池。ここも桜はきれいだろう、でも鉄塔花見にはならない。池とは反対の洗足池駅方向に曲がる。駅を過ぎるとそこに洗足変電所がある。 洗足変電所は…

鉄塔花見

鉄塔花見を求めて今日は近場をくるくると回ろう。日本はいたるところ桜だらけ。鉄塔を辿れば必ず桜に出会うはず。 まずは近場。一番近い桜の公園は送電鉄塔は見えない。でも少し行くと鉄塔花見ができる公園がある。公園の名前は知らない。でも送電線の名前は…

駒沢線と桜

温かい。というより暑い。桜が咲く。早く行かなければ花の命は短いのだ。 ということで仕事を放り出して駒沢線へ向かう。駒沢線の緑が丘から都立大までの区間は呑川緑道へ向かう。名前で分かるとおり川を埋めてできた緑道。川とくれば桜土手。この緑道は桜の…

近所の鉄塔たちII 船堀橋線

船堀橋線は1号鉄塔から6号の甲乙鉄塔まで、最後の6号は甲乙2本に分かれているので7本の短い送電線路だ。小松川変電所から荒川を渡り、向かい側の船堀橋変電所まで、距離にしても2キロ強程度のものだろうか。でもどれひとつとして同じ格好のものがない。 最初…